西武がベースボール、ダンスに続く第3のライオンズアカデミーを10月に開校 運営スタッフ募集
プロ野球・西武では、3才から9才までのこどもたちを対象とした、スポーツ科学と幼児教育学に基づいたプログラムを提供する総合スポーツスクール「ライオンズスポーツアカデミー」を、今年10月に所沢市の秋草(あきくさ)学園短期大学の体育施設を借用し、開校すると発表した。
3~9歳の子供を対象にした総合スポーツスクール
プロ野球・西武では、3才から9才までのこどもたちを対象とした、スポーツ科学と幼児教育学に基づいたプログラムを提供する総合スポーツスクール「ライオンズスポーツアカデミー」を、今年10月に所沢市の秋草(あきくさ)学園短期大学の体育施設を借用し、開校すると発表した。
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同アカデミーでは、1年間を通して野球やサッカー、体操などの7種目以上のスポーツを指導する。幼少期に学ぶことが重要な体の動かし方や感覚など、スポーツ科学に基づいたトレーニングプログラムを提供し、基礎運動能力の向上を目指す。併せて、スポーツ以外にもこどもたち同士でグループワークなどを行うことで、コミュニケーション能力や創造性など、成長期やその後の人生に必要な「非認知能力」を育み、こどもの健やかな発達に貢献することを目指す。
スキャモンの発育曲線でも確認されているように、3才から9才にかけて運動神経が最も発達する時期で、この期間に「走る」「跳ぶ」「投げる」などのさまざまな体の動作が含まれたスポーツに数多く取り組むことで、その後の運動能力に大きく影響するとされている。同アカデミーでは、3~5才程度が対象の「年少・年中コース」と5~9才程度が対象の「年長・小1~小3コース」の2クラスを開講し、成長に合わせたプログラムを提供する予定。
なお、同アカデミーは、全国で21世紀型総合キッズスポーツスクール「biima(ビーマ) sports(スポーツ)」を250校以上運営する株式会社biimaからプログラム提供を受け、運営する。埼玉西武ライオンズの主催試合にこどもたちを招待してスポーツの観る楽しさを提供するほか、ベルーナドームでのスポーツイベントの実施なども予定している。なお、会員は8月頃に募集を開始する予定だが、それに先立ち、同アカデミーの運営スタッフを埼玉西武ライオンズオフィシャルサイトで募集している。
■松井稼頭央監督コメント
「私が中学生の頃は、土日に活動するボーイズリーグのチームに所属していたので、平日は学校のバスケ部やサッカー部、卓球部などの練習に日替わりで参加していました。プロになってからもオフにはバスケやテニスなどをよくやっていました。いろいろなスポーツをやることで、体の使い方を学べたと思いますし、走る・投げる・打つといったその後の野球人生に生きる基本的な能力も養われたと思います。トリプルスリーを達成できたのも日替わり部活動のおかげかもしれません(笑)。このアカデミーでの活動が、スポーツを好きになるきっかけになってくれたらうれしいです」
■株式会社biima代表取締役CEO・田村恵彦コメント
「このたび、西武ライオンズさまとご一緒に、総合スポーツ教育プログラムや非認知能力開発プログラムのサービスを提供できることを大変うれしく思います。西武ライオンズさまとご一緒することで、より地域を巻き込んで、地域のこどもたち・親御さまにスポーツを好きになるきっかけ作りやスポーツ機会の提供ができると考えています。このサービスが、地域のスポーツ振興・まちづくりに少しでも貢献できることを祈っております」
(THE ANSWER編集部)