米記者が紹介した大谷の球団内成績

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は6月、圧倒的な打撃成績を残して日米に衝撃を与えている。直近10試合で8本塁打を放ち、本塁打王争いでトップを独走。投手としてもチーム最多の6勝をマークするなど、投打多くの部門で球団トップに位置している。この状態を米記者が紹介すると、他球団のエース格投手が反応したほか、他競技の元スーパースターも「いまだにこれが十分に話題になっているとは思わない」と投稿していた。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　6月は打棒爆発の大谷。米スポーツ専門局「ESPN」や米スポーツベッティングサイト「ドラフトキングス」などに所属していた現フリーランスのスポーツベッティング記者、ベン・フォークス記者が「エンゼルスの今季の成績トップ」と題し、自身のツイッターで紹介した内容が話題になった。

【打撃】
得点：オオタニ
安打：オオタニ
本塁打：オオタニ
打率：オオタニ
OPS：オオタニ
打点：オオタニ
盗塁：オオタニ
RC：オオタニ

【投球】
防御率：オオタニ
勝利数：オオタニ
奪三振：オオタニ
被打率：オオタニ

　紹介されているだけでも“チーム12冠”と凄まじい今季。フォークス記者は投稿の最後に「オオタニは現在、BetMGMスポーツブックにおいて、-450でア・リーグMVPの一番人気だ」とも記し、エンゼルスだけでなくMLB全体でも圧倒的な存在であることを伝えていた。

　これにカブスのエース格、マーカス・ストローマン投手が反応。「これは本当に常軌を逸している」「めったにやってくることのない伝説的／世代を代表する才能だ！」と驚いていたが、米プロフットボール（NFL）の元スーパースター、JJ・ワット氏も自身のツイッターに思いを記した。

　昨季限りで引退したワット氏はプロボウル選出5回、最優秀守備選手賞受賞3回を誇るNFL屈指のスター選手。身長195.6センチ、体重133.8kgのガタイで、以前から大谷を称賛していた人物だ。今回の投稿には「いまだにこれが十分に話題になっているとは思わない…これは常軌を逸している」と衝撃を記した。昨季も大谷のMVP受賞を猛プッシュしていたワット氏は、盛り上がりが“物足りない”と感じているようだ。