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欧州競馬に現れた“新女傑” 凱旋門賞有力候補に浮上した仏オークスの走りにファン衝撃「別格だ」

欧州競馬に“新女傑”候補が誕生した。現地時間18日にフランス・シャンティイ競馬場で行われた「ディアヌ賞」(仏オークス、3歳牝、芝2100メートル、15頭立て)で、オーレリアン・ルメートル騎手のアイルランド産馬ブルーローズセン(父チャーチル)が2分5秒9(稍重)で優勝し、プール・デッセ・デ・プーリッシュ(仏1000ギニー)に次ぐ2冠を達成。フランスでの牝馬2冠は7年ぶりの快挙となった。凱旋門賞(10月1日、ロンシャン)での有力候補に浮上した走りに海外ファンも衝撃。「別格な牝馬に見える」「なんて一流の走りだ」といった反響が寄せられている。

オーレリアン・ルメートル騎手のアイルランド産馬ブルーローズセン(撮影は2022年)【写真:Getty Images】
オーレリアン・ルメートル騎手のアイルランド産馬ブルーローズセン(撮影は2022年)【写真:Getty Images】

現地18日に行われた仏オークス「ディアヌ賞」

 欧州競馬に“新女傑”候補が誕生した。現地時間18日にフランス・シャンティイ競馬場で行われた「ディアヌ賞」(仏オークス、3歳牝、芝2100メートル、15頭立て)で、オーレリアン・ルメートル騎手のアイルランド産馬ブルーローズセン(父チャーチル)が2分5秒9(稍重)で優勝し、プール・デッセ・デ・プーリッシュ(仏1000ギニー)に次ぐ2冠を達成。フランスでの牝馬2冠は7年ぶりの快挙となった。凱旋門賞(10月1日、ロンシャン)での有力候補に浮上した走りに海外ファンも衝撃。「別格な牝馬に見える」「なんて一流の走りだ」といった反響が寄せられている。

 力強くストライドを伸ばした。最後の直線、インをついたブルーローズセンはルメートル騎手のアクションに応えて、残り400メートルで先頭に立った。左右のムチを入れたルメートル騎手は残り150メートル地点で後ろを振り返る余裕。ブルーローズセンの脚色は最後まで衰えず、2着のネヴァーエンディングストーリーに4馬身差をつけてゴールを駆け抜けると、ルメートル騎手は左手を高々と上げて喜びを爆発させた。

 英衛星放送「スカイスポーツ」の競馬専門サイト「アット・ザ・レーシーズ」公式ツイッターは動画を公開。「ブルーローズセンがディアヌ賞に勝利! クリストファー・ヘッドとオーレリアン・ルメートルにとってシャンティイでさらなるクラシックの栄冠…」とつづった。圧巻の走りに海外ファンからは衝撃の声が寄せられた。

「エクセレントな勝利」
「なんて牝馬だ。早くに先頭に出て、しかし決して追いつかれない!」
「別格な牝馬に見える」
「ロケット」
「ブルーローズセンがライバルを圧倒した」
「フランス最高の3歳牝馬」
「なんて一流の走りだ!」
「とても感銘を受けた」
「スペシャル」
「楽勝」
「彼女は明らかに光り輝いている!」

 5連勝で2冠を達成したブルーローズセンは通算9戦7勝。前走まで1600メートル以下の距離しか経験がなかったが距離を克服。スピードの持続力も示したことで、ブックメーカーによる凱旋門賞のオッズも3~4番人気に浮上している。

(THE ANSWER編集部)

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