チェコ代表が手にしていたのは…

　日本で度々巻き起こる論争がチェコを発端に勃発した。野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で日本と戦ったチェコ代表が画像を公開。日本人ファンの間で「日本人の陰謀」「物議を醸しそうな写真w」「関係が続いてるのはステキなこと」などと話題を集めている。

　チェコ代表が日本でお馴染みのお菓子を手に微笑んでいた。グラウンドで7人がニッコリ。手にしているのは、明治の「たけのこの里」と「きのこの山」だ。両手が足りず、帽子の上に乗せたり、ポケットに突っ込んだり。画面に写っているだけで20個あるようだ。

　野球チェコ代表の公式ツイッターが画像を公開。「代表チームの選手とコーチが日本のファンからの贈り物を受け取りました」と英語で記し、日本語でも「どうもありがとうございます」と感謝を伝えた。ただ、この投稿には日本人ファンのコメントが殺到している。

　そう、“どっち派”の論争だ。あるファンは「物議を醸しそうな写真w」「論争が海を渡ってチェコに飛び火」とコメント。案の定、引用ツイートでそれぞれの“派閥争い”が展開されている。

「きのこ派？たけのこ派？」
「きのこたけのこ戦争の勢力バランスがたけのこ側に傾きつつある!?」
「日本人の陰謀できのこたけのこ戦争に巻き込まれる」
「どっち派になるだろうかw」
「チェコ野球でもたけのこの方が強くて笑う」
「きのこの山が2箱しかない！　みんなで食べてしまったのかな？」
「私はたけのこの里派」
「たけのこ派の管轄になったのか」
「やはり、たけのここそ正義」
「いかん、チェコ国内できのこ・たけのこ戦争が勃発してまう」
「チェコは圧倒的にたけのこの里だな」
「きのこも美味しいよ～！！」
「これは色々とざわつきそうな」

　数えてみると、チェコ代表が持っているたけのこの里は14個、きのこの山は6個。すでに食されたのか、写真以外の場所にも存在するのか。いずれも定かではない。もちろん、「いい写真」「関係が続いてるのはステキなこと」「素敵すぎるやん」「これはめちゃくちゃ素敵だわ」といった平和的コメントも多く見られた。

　現地ではチェコ代表と国内リーグ選抜のエキシビションマッチが行われていた様子。WBCでは日本に敗れたものの、爽やかな戦いぶりが話題を集めていた。