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加藤未唯の訴え却下は「間違った判断」 日本人選手コーチ、全仏の裁定に異議「極めてがっかり」

テニスの4大大会・全仏オープンの混合ダブルスで優勝した加藤未唯(ザイマックス)が、15日に自身のSNSを更新。同大会の女子ダブルス3回戦でプレー外の返球をボールガールに当てて失格となり、剥奪された賞金とポイントの回復の訴えが却下されたことを英文で投稿した。この結果に対し海外ファンから様々な声が上がっているが、日本人選手のコーチも大会側の判断に異議を唱えている。

加藤未唯【写真:Getty Images】
加藤未唯【写真:Getty Images】

加藤未唯の投稿に西岡良仁のコーチを務めるザハルカ氏が反応

 テニスの4大大会・全仏オープンの混合ダブルスで優勝した加藤未唯(ザイマックス)が、15日に自身のSNSを更新。同大会の女子ダブルス3回戦でプレー外の返球をボールガールに当てて失格となり、剥奪された賞金とポイントの回復の訴えが却下されたことを英文で投稿した。この結果に対し海外ファンから様々な声が上がっているが、日本人選手のコーチも大会側の判断に異議を唱えている。

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 加藤は今月4日、アーディラ・スーチャディ(インドネシア)とのペアで出場した全仏オープン女子ダブルス3回戦の第2セット途中に、プレーが途切れたタイミングで相手コートに返球したが、そのボールがボールガールを直撃。ボールガールが涙を流したことで試合が中断され、加藤には警告が出された。その後ボールガールに歩み寄って謝罪したが、対戦相手の抗議によって裁定が変わり失格となった。

 加藤は故意ではなかったことを主張。自身のツイッターで賞金とポイントが剥奪となったことを報告しており、混合ダブルスで優勝した後のスピーチでも「失格は残念でしたが、今後良い結果が出て、私のポイントが戻されることを願っています」とも訴え、その後の動向が注目されていた。

 そして15日に、加藤は自身のツイッターを更新。英文で「全仏オープン(ローランギャロス)は私に罰金を科し、賞金とポイントを獲得するための私の訴えも退けられました。ですので、私にできるのは前を向き続けることだけです。次の停車駅→ベルリン」と、無念さをにじませながら報告した。

 これに海外ファンから多くの同情の声が上がったが、男子テニスの西岡良仁のコーチを務めるクリスチャン・ザハルカ氏もツイッターで反応。「非常に間違った判断で、大会審判による極めてがっかりさせるものだ!」とつづり、加藤の訴えを棄却した全仏側の判断に異議を唱えていた。

(THE ANSWER編集部)


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