投手・大谷翔平は「タフなマッチアップ」 6勝目許した敵将が称賛した能力「リセットして…」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地レンジャーズ戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場。立ち上がりから苦しみながらも6回を6安打2失点3奪三振の粘りの投球を見せ、打者としては8回の第4打席で左中間へ443フィート(約135メートル)の特大22号2ランを放ち、5-3の勝利に投打で貢献した。1か月ぶりとなる今季6勝目を献上する形となったレンジャーズのブルース・ボウチー監督は試合後、「彼は優れた投手」「タフなマッチアップだよ」と大谷の粘りの投球に賛辞を送った。
レンジャーズ戦で1か月ぶりの今季6勝目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地レンジャーズ戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場。立ち上がりから苦しみながらも6回を6安打2失点3奪三振の粘りの投球を見せ、打者としては8回の第4打席で左中間へ443フィート(約135メートル)の特大22号2ランを放ち、5-3の勝利に投打で貢献した。1か月ぶりとなる今季6勝目を献上する形となったレンジャーズのブルース・ボウチー監督は試合後、「彼は優れた投手」「タフなマッチアップだよ」と大谷の粘りの投球に賛辞を送った。
ア・リーグ西地区首位レンジャーズを相手に、今季14度目となる先発のマウンドに立った大谷だが、初回から苦しい立ち上がりとなる。無失点で切り抜けたものの先頭打者に四球を与えるなど1回から30球を要する投球。そして1-0で迎えた3回には、2アウトから3連打を浴び2点を奪われ逆転を許した。
その後も要所を締める投球を見せた大谷は、奪三振こそ3つにとどまったが、6回を投げ切り降板。エンゼルスは7回にモニアックが勝ち越しの本塁打を放ち、8回には大谷自らが2試合連続となる2ランで5-2。9回には守護神エステベスがまさかの3連続四球で無死満塁のピンチを迎えるが、交代でマウンドに上がったウェブが1失点に凌いで5-3と勝利し、大谷は1か月ぶりとなる今季6勝目を挙げた。
米テキサス州地元局「バリー・スポーツ・サウスウェスト」は、試合後の番組でレンジャーズのボウチー監督のコメントを紹介。先発の大谷に対しゲームプランを遂行できたかと問われると、「序盤にたくさん投げさせられたし、我々には何度か良い打席があった」と振り返った上で、「でも彼は優れた投手だ。リセットして試合終盤まで投げた。タフなマッチアップだよ。同点に追いつけたけど、あと1本が出なかった」と、大谷の粘りの投球を称えるとともに敗戦を悔やんだ。
エンゼルスはこの4連戦で、同地区首位のレンジャーズに対して3勝1敗と勝ち越し。大谷は4連戦でホームラン4本を放っており、二刀流として投打に大車輪の活躍となった。
(THE ANSWER編集部)