上田桃子「もうアラフォーです(笑)」 37歳誕生日に誓った「大人なゴルフ」と「若さ」の両立
女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディスが16日から千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6621ヤード、パー72)で開幕する。15日にはプロアマ戦が行われ、この日37歳の誕生日を迎えた上田桃子(ZOZO)が取材に応じた。真逆にも思える「大人なゴルフ」と、若い頃からの「貪欲さ」の両立を誕生日の誓いに立てた。
16日から国内ツアー・ニチレイレディス開幕
女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディスが16日から千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6621ヤード、パー72)で開幕する。15日にはプロアマ戦が行われ、この日37歳の誕生日を迎えた上田桃子(ZOZO)が取材に応じた。真逆にも思える「大人なゴルフ」と、若い頃からの「貪欲さ」の両立を誕生日の誓いに立てた。
プロアマ戦後に取材に応じた上田。報道陣に誕生日を祝福されると「ありがとうございます。もう、アラフォーです(笑)。36の時はどちらかというと『35寄り』でしたけど、今は『ヤバっ』て感じです」と実感を正直に語った。
昨年4月の富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで通算17勝目(海外1勝含む)をマーク。今季は開幕戦のダイキンオーキッドレディスで2位に入り、メルセデス・ランキングも現在8位とまだまだ第一線で活躍している。
実績十分のプロ19年目だが「一度も余裕がない。ドシっとしていないというか、今で精いっぱい」と明かす。思ったようなゴルフができない週があると、「まあいいか」より「譲れない、許せない」の気持ちが勝ることが多い。「そろそろ大人なゴルフができればいいなと思うけれど、どうでしょうね……」と苦笑いだ。
「大人なゴルフ」の理想系は米男子ゴルフのレジェンド、タイガー・ウッズ。「プレーの徹底ぶりもそうだし、集中している中でニコッて笑える余裕があったり。遊び心もあって、ああいうゴルフがしたい」。その一方で、若い頃から抱くチャレンジ精神も忘れない。
「キラキラした目の若い選手と一緒に練習していると、自分の年齢を忘れるじゃないですけど、私もまだまだ頑張らないとと思える。貪欲に向かっていくのは何歳になっても忘れずにいたい」
37歳の誓いを明かした上田は、2008年のWe Love KOBEサントリーレディスで22歳の誕生日に優勝を飾るなど、誕生日週には運気の良さを感じている。2021年の誕生日に入籍した夫とは、大会前に鎌倉の中華料理店で前祝い。「1か月くらい優勝争いできていない。ワクワクするゴルフをしたい」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)