大谷翔平の裏で「もう一人の男は見過ごされている」 吉田正尚の球宴出場を米メディア太鼓判
米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は14日(日本時間15日)の本拠地ロッキーズ戦を休養のために欠場した。ここまでメジャー1年目ながら開幕から60試合に出場し、3割近い打率を残すなど、チームの中心選手として活躍。米メディアは「見事なシーズンを過ごしている日本人は大谷だけではない」と評価した上で、7月の球宴出場の可能性に言及している。
米メディアがここまでの吉田の成績を紹介
米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は14日(日本時間15日)の本拠地ロッキーズ戦を休養のために欠場した。ここまでメジャー1年目ながら開幕から60試合に出場し、3割近い打率を残すなど、チームの中心選手として活躍。米メディアは「見事なシーズンを過ごしている日本人は大谷だけではない」と評価した上で、7月の球宴出場の可能性に言及している。
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レッドソックスを新天地に選んだ吉田は開幕直後こそ苦しんだが、バッティングフォームの変更など試行錯誤を重ねて復調。5月には16試合連続安打をマークするなど、一時は打率も3割1分前後まで上げた。
米スポーツメディア「スポーティングニュース」は「マサタカ・ヨシダはオールスター出場に相応しい活躍をしている」との見出しで記事を掲載。「見事なシーズンを過ごしている日本人はオオタニだけではない」「もう一人の男は見過ごされている」と記し、吉田の成績と評価が見合っていないとの見解を示した。
記事内では吉田のここまでの記録を紹介。「47試合のスロースタートの後、彼は打率.332、出塁率.392、OPS.909だ。今季全体では出塁率.374で彼の打率.297はア・リーグ6位。60試合で7本塁打、15二塁打、33打点、34得点をマークしている」「ヨシダはボストンの打者の中で、打率、出塁率、OPS、OPS+の全てで1位だ。彼の三振率は10.7%でチーム内で圧倒的な首位であり、ア・リーグでも2位。球宴常連でMVP候補のホセ・ラミレスに次ぐ数字だ」などと提示した。
その上で「得票数上位6人の外野手がフェーズ1からフェーズ2へ移れる。現在、ヨシダは8位。しかし5位から8位までは接戦で5万3372票差しかない。フェーズ1は6月22日に終了する」とし、吉田の球宴得票数と投票状況を記している。
(THE ANSWER編集部)