「モンスター級の特大弾だ!」 大谷翔平、計測史上最速187kmの左打者逆方向弾に敵地実況席愕然
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地レンジャーズ戦に「2番・DH」で出場し、9回の第5打席に左中間スタンドに21号2ランを放った。試合は3-6で敗戦となったが、左打者の逆方向弾としては計測史上最速となる116.1マイル(約186.8キロ)、飛距離453フィート(約138.1メートル)という豪快弾に敵地実況席も称賛。「モンスター級の特大弾」「間違いなく見事な一発」と伝えている。
敵地レンジャーズ戦に「2番・DH」で出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地レンジャーズ戦に「2番・DH」で出場し、9回の第5打席に左中間スタンドに21号2ランを放った。試合は3-6で敗戦となったが、左打者の逆方向弾としては計測史上最速となる116.1マイル(約186.8キロ)、飛距離453フィート(約138.1メートル)という豪快弾に敵地実況席も称賛。「モンスター級の特大弾」「間違いなく見事な一発」と伝えている。
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敗戦目前、歴史的弾丸アーチが生まれた。5点を追う9回1死一塁、大谷は左腕ウィル・スミスの2球目ストレートを完璧に捉えると、すっ飛んでいった打球が一目散に左翼席へ。飛距離453フィート、打球速度116.1マイルの特大アーチは2階席に着弾。勝利ムードの敵地をどよめかせた。6月絶好調の大谷はこれで3戦3発。年間48発ペースとなり、一気に量産態勢に入った。
打った瞬間に本塁打と分かる一撃はMLB公式サイトのサラ・ラングス記者のツイートによると、スタットキャストが導入された2015年以降、左打者の逆方向弾としては計測史上最速。敵地の米テキサス州地元局「バリー・スポーツ・サウスウェスト」の実況席も“お手上げモード”だ。実況のデイブ・レイモンド氏は「このボールは打ち砕かれた。レフトへ。これは21号になるでしょう。モンスター級の特大弾だ!」と伝えた。
2007年から2年間ソフトバンクでプレーし、実況席で解説を務めたクリストファー・ニコースキー氏も「間違いなく見事な一発です」「スミスは外角低めへ投げようとしましたが、真ん中へ行ってしまいました。それをオオタニは反対方向へ453フィート飛ばしました」などと、大谷の本塁打の凄さを語った。反撃は実らず、大谷の本塁打からわずか4分後にエンゼルスは敗れたものの、15日(同16日)の登板に向けて弾みをつけた。
(THE ANSWER編集部)