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7連敗止めた千賀滉大に辛口NYメディア称賛 ムラある先発陣で「稀な力強いパフォーマンス」

米大リーグのメッツ・千賀滉大は10日(日本時間11日)、敵地パイレーツ戦に先発し、7回2安打6三振1失点(自責0)で6勝目(3敗)を挙げた。防御率は3.34。チームの7連敗を止める快投に辛口で知られるニューヨーク紙も「堅実な登板をした」と賛辞を送った。

パイレーツ戦に先発し、7回1失点で6勝目を挙げたメッツの千賀滉大【写真:ロイター】
パイレーツ戦に先発し、7回1失点で6勝目を挙げたメッツの千賀滉大【写真:ロイター】

7回2安打1失点で7連敗を止める6勝目

 米大リーグのメッツ・千賀滉大は10日(日本時間11日)、敵地パイレーツ戦に先発し、7回2安打6三振1失点(自責0)で6勝目(3敗)を挙げた。防御率は3.34。チームの7連敗を止める快投に辛口で知られるニューヨーク紙も「堅実な登板をした」と賛辞を送った。

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 泥沼の7連敗を止める救世主となった。4回に四球と味方のエラーなどが絡みノーヒットで1点を失うも、7回を投げて失点はこの1点のみ。ナ・リーグ中地区首位のパイレーツ打線を相手をわずか2安打に封じた。

 辛口で知られるニューヨークメディアも快投を称えた。「ニューヨーク・ポスト」は「コウダイ・センガが堅実な登板をしてメッツの7連敗を止める」と題する記事を掲載した。9日(同10日)はメギルが4回途中9失点、8日(同9日)はバーランダーが3回5失点と2日続けて先発投手が4回もたずにKOされていたメッツ。同紙は「どんな形でも勝利が必要だった」とこの試合の重要性に触れ、千賀が「メッツに息をつかせた」と称賛した。

 メッツのスティーブ・コーエンオーナーは同紙の独占インタビューで、先発投手が現在のチームの一番の課題であると言及。「投手陣はムラがありすぎる。(先発)投手が3回か4回しか行かなかったら試合には勝てない」と話していた。同オーナーの発言を紹介しながら、同紙は「先発投手による稀な力強いパフォーマンス」と千賀の投球を評価した。

 先発投手の不調もあり、31勝34敗と負け越して地区4位に沈むメッツにとって、千賀の快投は光明となりそうだ。

(THE ANSWER編集部)

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