相手先発カスティーヨとの交流にMLB公式も注目

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が9日（日本時間10日）、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で出場。投手としては5回3安打3失点6奪三振で勝ち負けは付かなかったが、打者としては17号2ランを含む4打数3安打2打点で5-4の勝利に貢献した。出塁した際には、相手の先発投手のお茶目な姿に苦笑いを浮かべる場面も。動画がSNSで公開されると「2人ともとてもキュート」「ハハハハハ」「最高のエンターテイメント（笑）」といった米ファンの反響が寄せられている。

　ド派手なガッツポーズに呆れたような苦笑いを浮かべた。3-3の同点で迎えた5回2死一塁での第3打席。大谷は左中間に二塁打を放ち、2死二、三塁とチャンスを広げた。しかし、続くトラウトが空振り三振に倒れ、勝ち越しとはならず。抑えたマリナーズ先発のカスティーヨは、投げた勢いのままクルっと半回転し、右手でガッツポーズを作った。

　ポーズを決めたまま静止したカスティーヨの目線の先にいたのは二塁走者の大谷だった。カスティーヨがしばし見つめた後にニヤリとすると、目が合ってしまった大谷は呆れたような表情で軽く首で振った。

　先発投手として投げ合った2人のやりとりにMLB公式ツイッターも注目。「ルイス・カスティーヨ＋ショウヘイ・オオタニ。あなたが見たかった交流」と記して動画を投稿した。米ファンからは「2人ともとてもキュート。　この2人のやりとりは愛さずにはいられない」「ハハハハハ」「最高のエンターテイメント（笑）」「スーパークール」「2人とも大好き」といったコメントが寄せられた。

　カスティーヨは6回を投げ、10三振を奪うも、6安打5失点（自責3）で4敗目（4勝）。大谷との直接対決では3打数3安打と大谷に軍配が上がった。