大谷翔平、サイクル逃すも85年ぶり記録達成 投手として4度目3安打、HR王争いもジャッジに2本差
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が9日(日本時間10日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で出場。投げては5回3安打3失点で6勝目を逃したが、打っては17号2ランを含む4打数3安打2打点。チームの5-4の勝利に貢献した。三塁打が出ればサイクル安打だったが、惜しくも達成ならず。それでもリーグ85年ぶりの記録を達成したことを球団広報が伝えている。
マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が9日(日本時間10日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で出場。投げては5回3安打3失点で6勝目を逃したが、打っては17号2ランを含む4打数3安打2打点。チームの5-4の勝利に貢献した。三塁打が出ればサイクル安打だったが、惜しくも達成ならず。それでもリーグ85年ぶりの記録を達成したことを球団広報が伝えている。
大谷は初回の第1打席で三塁内野安打を放つと、2点を追う3回2死一塁から中越えに同点2ラン。飛距離440フィート(約134.1メートル)の特大弾だった。第3打席では二塁打を放ち、今季4度目のサイクル王手。登板試合ではこれが3度目の王手だったが、第4打席は一ゴロに倒れて記録達成とはならなかった。
それでも歴史に残る打撃での活躍だった。エンゼルスのシニア広報マネージャーのマット・バーチ氏は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニが今季4度目の登板試合での3安打以上を記録。最後に1シーズンで同様の記録をしたのは1958年ブルワーズのウォーレン・スパーン。ア・リーグの投手では1938年ホワイトソックスのモンティ・ストラットン」と記した。
MLBでは65年ぶり、DH制のア・リーグでは85年ぶりの記録だという。投手としては5月15日(同16日)以来となる6勝目を逃したが、打率を.282に上げ、本塁打ランキングもリーグ1位のジャッジ(19本)に2本差と迫っている。
(THE ANSWER編集部)