加藤未唯、失格劇に終止符打つ行動を海外メディア称賛 ボールガールに「優しいジェスチャーだ」
8日に行われたテニスの4大大会・全仏オープンの混合ダブルス決勝では、加藤未唯(ザイマックス)ティム・プッツ(ドイツ)組が優勝した。4日の女子ダブルス3回戦で失格処分を受けた加藤だが、9日にボールを当ててしまったボールガールとの2ショット写真を公開。プレゼントも贈っていたが、海外メディアからは「親切丁寧なジェスチャーにテニスファンが反応した」と称賛されている。
失格劇を乗り越えた加藤は混合ダブルス優勝
8日に行われたテニスの4大大会・全仏オープンの混合ダブルス決勝では、加藤未唯(ザイマックス)ティム・プッツ(ドイツ)組が優勝した。4日の女子ダブルス3回戦で失格処分を受けた加藤だが、9日にボールを当ててしまったボールガールとの2ショット写真を公開。プレゼントも贈っていたが、海外メディアからは「親切丁寧なジェスチャーにテニスファンが反応した」と称賛されている。
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加藤はアーディラ・スーチャディとのペアで出場した4日の女子ダブルス3回戦、第2セット途中のプレーが途切れたタイミングで相手コートに返球。これがボールガールに直撃した。ボールガールは涙。加藤は歩み寄って謝罪し、一度は警告と判断されたが、対戦相手が執拗に抗議。最終的に裁定が変わり、失格となった。
その後に複合ダブルスで優勝した加藤。一夜明けた9日に、ボールガールとの笑顔の2ショットを自身のツイッターに掲載した。英語で「無事で、ボランティアとしてボールガールを続けていると聞けてとても嬉しかったです。贈ったギフトを喜んでもらえたら嬉しい。また会うのを楽しみにしています! 幸運を祈ってます」と文面に記していた。
この加藤の振る舞いに、インドのスポーツ専門メディア「Sportskeeda」は「ミユ・カトウの優しいジェスチャーにテニスファンが反応する」などと見出しを打った記事で掲載した。
記事では「女子ダブルスで失格したにもかかわらず、意図せずボールを当ててしまったボールガールにギフトを贈るミユ・カトウの親切丁寧なジェスチャー」と加藤の行いを称賛。海外ファンから「彼女(加藤)は(失格を主張した対戦相手の)ソリベストルモとブズコバをいろんなレベルで終わらせている」などとコメントが寄せられたことも紹介した。
加藤がツイッターに掲載した2ショットについて、記事では「不幸な出来事のあと、ミユ・カトウはボールガールにギフトを贈り、自ら責任をもって償った」とも伝えている。
(THE ANSWER編集部)