加藤未唯、ボールガールの笑顔取り戻した計らいに海外感動「美しいジェスチャー」「品格がある」
テニスの4大大会・全仏オープンの混合ダブルスで優勝した加藤未唯(ザイマックス)が、女子ダブルス3回戦の試合中、ボールガールに返球を当ててしまい、その後の協議で失格処分を受けたことは大きな騒動となった。日本時間9日に加藤はボールガールとの2ショット写真を自身のツイッターで公開。この行動に海外ファンからは「なんてスポーツマンシップ」「美しいジェスチャー」といった称賛の声が上がっている。
自身のツイッターで公開した写真
テニスの4大大会・全仏オープンの混合ダブルスで優勝した加藤未唯(ザイマックス)が、女子ダブルス3回戦の試合中、ボールガールに返球を当ててしまい、その後の協議で失格処分を受けたことは大きな騒動となった。日本時間9日に加藤はボールガールとの2ショット写真を自身のツイッターで公開。この行動に海外ファンからは「なんてスポーツマンシップ」「美しいジェスチャー」といった称賛の声が上がっている。
2つの笑顔がはじけた。加藤が対面したのは、試合中に返球を当ててしまったボールガール。手土産が入った紙袋を受け取ったボールガールの肩にそっと手を掛けた加藤に寄り添うように、記念写真に納まった。大会公式ユニホームを着たボールガールははにかむような表情を見せた。
加藤が日本時間9日に自身のツイッターに公開した写真は、瞬く間に大きな反響を呼んだ。日本人ファンから「佐々木朗希選手のエピソードを思い出した」「泣ける」といった反響が寄せられる中、海外ファンからも絶賛するコメントが集まっている。
「素晴らしい!」
「あなたは多くの人よりも寛容な心の持ち主よ。グランドスラム優勝おめでとう!」
「今年の全仏のヒーローよ!」
「君は(失格への)反応の仕方でとても多くの新たなファンを作った」
「これはアメージングだ」
「なんてスポーツマンシップだろう」
「とっても優しいわね」
「一流ね!」
「品格がある」
「なんて美しいジェスチャーでしょう」
加藤は失意の失格宣告の後、8日に行われた混合ダブルスで、ティム・プッツ(ドイツ)と組み、ビアンカ・アンドリースク(カナダ)、マイケル・ヴィーナス(ニュージーランド)組と対戦。4-6、6-4から突入した10ポイント先取のタイブレーク決戦を10-6で制し、逆転で4大大会初制覇を成し遂げた。
(THE ANSWER編集部)