シャペコエンセ生存GK、義足で同僚と“感動リレー”に反響「とても素敵なムービーだ」
飛行機墜落事故で右足を失った海外サッカーのブラジル1部、シャペコエンセのGKがチームメートとともに“ヘッドバケツチャレンジ”に挑戦。義足となった右足で華麗にフィニッシュを決め、同僚から派手に祝福された。なんとも心温まるシーンをクラブが動画付きで公開。サポーターから「とても素敵なムービーだ」「シャペコエンセのパワーだ」と感動の声が上がっている。
墜落事故から生還したGKフォルマン、“ヘッドバケツチャレンジ”に挑戦
飛行機墜落事故で右足を失った海外サッカーのブラジル1部、シャペコエンセのGKがチームメートとともに“ヘッドバケツチャレンジ”に挑戦。義足となった右足で華麗にフィニッシュを決め、同僚から派手に祝福された。なんとも心温まるシーンをクラブが動画付きで公開。サポーターから「とても素敵なムービーだ」「シャペコエンセのパワーだ」と感動の声が上がっている。
たとえ、グラウンドに立てなくとも思いは一つだ。シャペコエンセが公開した1本の動画が感動を呼んでいる。
ロッカールームでベンチに選手がズラリと座って並び、その前に一人の選手が立つ。そして、ヘディングで1人ずつパス交換しながらつなぐ“ヘッドバケツリレー”を始めたのだ。3人、5人、7人と綺麗につながる。最後の11人目がヘディングでつないだのは白いポロシャツを着たジャクソン・フォルマンだ。
華麗に左足でトラップすると義足をつけた右足で浮かせ、最後は左足で目の前のゴミ箱へ。綺麗にボールを収めてみせたのだ。すると、チームメートは一気に総立ちとなり熱狂。フォルマンを取り囲んで掛け声を上げながら、飛び跳ねてお祭り騒ぎとなった。輪の中心でフォルマンはうれしそうな笑みをこぼしていた。
フォルマンは16年に起きた飛行機墜落事故で生存した3人のうちの一人。投稿では「これは皆が参加するチームプレーだ。トリノとのフレンドリーマッチを控えた一コマだ」とつづり、今月行われたイタリア1部セリアAのトリノとの親善試合の前に撮られたことを紹介している。感動のシーンを目の当たりにしたサポーターからコメントが続々と寄せられている。