角田のペナルティーに日本のファン「後味悪い」

　現地時間4日に自動車レースF1の第8戦スペインGP決勝が行われ、角田裕毅（アルファタウリ）は9番手でフィニッシュしたものの、レース中のペナルティーでタイム加算されたため12位に降格した。F1公式は角田含め3台のマシンが熾烈なバトルを繰り広げたレース終盤に脚光。動画を公開すると、海外ファンからは「ユウキはFIAに酷い目に遭わされた」といまだ反響を集めている。

　火花を散らした。レース終盤、角田は周冠宇（アルファロメオ）、ニコ・ヒュルケンベルグ（ハース）とポイント圏内を争った。3台が密集。前を走るヒュルケンベルグを周が抜こうとするも及ばず。その直後、後ろを走っていた角田は周の一瞬のスキを突いて前に出ると、ヒュルケンベルグにピタリとついた。

　日本時間9日、F1公式ツイッターは「バルセロナでの三つ巴にジョウ、ヒュルケンベルグ、ユウキと一緒に乗り込もう！」とつづって、3台の車載カメラの映像を縦に並べて公開。角田が別の場面でペナルティーを受けたこともあり、海外ファンからは「ユウキはFIAに酷い目に遭わされた」「ユウキには不条理なペナルティーが与えられた」と反響が寄せられた。

　日本のファンからも「動画の冒頭でハルクが『押し出されている』ように見えるのだけど…あれはいいの？」「360°カメラが付いてるのになんで例のペナルティの時の映像は出ないのか？」「後味はわるかったですがいいレースでした」「済んだ事だけど角田くんがペナルティもらったシーンもこれで見てみたいね」「こうして見ると、角田の動きエグい」とレースから4日経っても注目を集めていた。