全仏で失格&準決勝敗退も…加藤未唯の女子ダブルス相棒は客席から最後まで声援を送っていた
テニスの4大大会・全仏オープンは8日、パリのローランギャロスで混合ダブルス決勝が行われ、加藤未唯(ザイマックス)ティム・プッツ(ドイツ)組が優勝した。客席には、女子ダブルスで加藤とパートナーを組んで失格になったアーディラ・スーチャディ(インドネシア)の姿があり、最後まで声援を送っていた。
全仏オープン混合ダブルスで優勝した加藤をスーチャディが応援
テニスの4大大会・全仏オープンは8日、パリのローランギャロスで混合ダブルス決勝が行われ、加藤未唯(ザイマックス)ティム・プッツ(ドイツ)組が優勝した。客席には、女子ダブルスで加藤とパートナーを組んで失格になったアーディラ・スーチャディ(インドネシア)の姿があり、最後まで声援を送っていた。
相棒の快挙を称えた。私服姿のスーチャディは、客席からインドネシアの国旗を掲げて加藤に声援を送った。女子ダブルスでは加藤がボールガールにボールを当ててしまい失格に。混合ダブルスでは準決勝で加藤組と対戦して敗退していた。米専門局「テニスチャンネル」の中継でもスーチャディの姿は映されていたようで、最後まで相棒を支えていた。
スーチャディのマネージメントをするインドネシアのマネージメント会社「クリアスリート・スポーツ・グループ」の公式インスタグラムがストーリー機能でスーチャディが加藤を応援する画像を公開。「とても誇りに思う。これこそスポーツが象徴すべきものだ」と称賛していた。
加藤、プッツ組は決勝でビアンカ・アンドリースク(カナダ)マイケル・ヴィーナス(ニュージーランド)組と対戦。4-6、6-4の1-1で10ポイント先取のタイブレーク決戦に突入した激闘を最後は10-6で勝利した。加藤にとっては4大大会初制覇となった。
(THE ANSWER編集部)