ジネディーヌ・ジダン氏が世界1位アルカラス戦を観戦

　テニスの4大大会・全仏オープン（OP）に現れた地元の超大物が話題を呼んでいる。男子シングル準々決勝が行われた現地時間6日、世界ランク1位の20歳カルロス・アルカラス（スペイン）がステファノス・チチパス（ギリシャ）に6-2、6-1、7-6（7-5）のストレートで勝利し、準決勝に駒を進めた。その試合にいた大物アスリートを海外放送局が注目すると、日本のファンから「相変わらずかっこいいですね」と反響が寄せられている。

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　客席も豪華だった。大物の観戦も大会のたびに話題となるテニスのグランドスラム。今大会は世界1位のアルカラスの試合を、フランス出身の世界的大スターのジネディーヌ・ジダン氏が襟付きの黒いシャツ姿で観戦していた。

　現役時代はワールドカップ（W杯）優勝を経験し、引退後は世界的名門レアル・マドリードの監督も務めたフランススポーツ界の押しも押されもしないレジェンド。欧州衛星放送「ユーロスポーツ」は公式ツイッターとインスタグラムに実際の画像を公開。文面には「ジネディーヌ・ジダンは今夜のカルロス・アルカラスを見る我々と同じだ」と記して楽しむ様子を伝えた。

　ツイッター上の日本のファンからは「相変わらずかっこいいですねぇ」「ジダン観に来てるんや」と注目を集めたほか、投稿を見た海外ファンかも反響が寄せられている。

「エイリアン級の人物は他のエイリアン級の人物をすぐに見つけるものだ」
「時が経てば、この写真はカルロス・アルカラスのレガシーとして振り返られるだろうね」
「ジダン級の人物が関心を示すんだから、この20歳の世界1位がこれからたくさんの魔法を見せるだろう」
「新たなテニスの神、カルロス・アルカラス」
「休んで、ユベントスの監督になってくれ！」

　チチパスをストレートで下したアルカラスは準決勝で同3位のノバク・ジョコビッチ（セルビア）と対戦する。