渋野日向子&山下美夢有に「勉強させてもらいたい」 “ホステスアマ”18歳馬場咲希が同組に喜び
女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスが8日から4日間、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で行われる。昨年の全米女子アマチュア選手権で優勝した馬場咲希(東京・代々木高3年)は7日、練習場で最終調整。スポンサー契約を結ぶサントリーの大会で“ホステスアマ”として上位進出を狙う。
宮里藍サントリーレディスが8日開幕
女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスが8日から4日間、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で行われる。昨年の全米女子アマチュア選手権で優勝した馬場咲希(東京・代々木高3年)は7日、練習場で最終調整。スポンサー契約を結ぶサントリーの大会で“ホステスアマ”として上位進出を狙う。
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馬場は大事な試合へ、より一層と強い気持ちで臨む。
「今週はスポンサーしてくださるサントリーさんの試合なので、練習してきたことを発揮できるように頑張りたいです。プロではないので『ホステス』と呼ばれてもしっくりこないけど、頑張りたいですね。(3週前に出場した)ブリヂストンレディスよりは自信を持って打てているので楽しみです。悪いところが多かった。1、2個だけ気を付けるようにしてやっていたら直ってきました。まだ違和感はあるけど、よくなりましたね。
まだコースではよくなった感じはないけど、打っている感じはよくなりました。アウトとインで雰囲気の違うコース。インは広々として、アウトはフェアウェーが狭くてグリーンも細長くて傾斜もある。そこを気をつけたい。プロのコースは難しいので毎回マネジメントを考えています」
今大会は父・哲也さんにキャディーを務めてもらう。「父はゴルフに詳しいわけではないけど、私の癖はわかっている。そういう中でのマネジメントを参考になる。力を合わせて頑張りたい」と意気込み。前日は大会アンバサダーを務める宮里藍さんの座談会に参加し、積極的に質問した。
「藍さんに調子が悪い原因は何かと聞かれた時、私はスイングと思ったので聞いてみました。考えすぎない、スイングの悪い部分を『これもこれもこれも』と意識しすぎないように言ってもらった。悪いところを全部直そうとしていて、ハッとしたので1、2個だけ意識しています。
藍さんがアマチュアで優勝した時、普通にプレーしているように私は見えていたけど、凄く緊張していたと。優勝パットも手足が震えていたと話されていた。藍さんは完璧な人のイメージがあったけど、そういう緊張する場面もあるんだなと思っていいなと思いました」
同じくサントリーと契約する渋野日向子、昨季年間女王で前年大会を制した21歳の山下美夢有(加賀電子)と同組に。「凄くビックリです。凄い光栄ですっごい楽しみです」と喜び、「(2人は)ショット力が凄い。そこを勉強したいし、パットが強気なのでしっかり見て盗みたい」と想定した。
昨年は全米女子アマで日本勢37年ぶり2人目の優勝。今季のプロツアーは国内3戦で16位、50位、予選落ち。米ツアーは34位と予選落ちだった。今後は海外メジャー・AIG女子オープン(全英女子)などに出場する。「どんな雰囲気なのか凄く楽しみ。先輩の2人に聞いて、どういう感じか知りたい」と楽しみにしていた。
「ここ1、2週間でスイングを直してきた。気持ちの面で自信をもってやってきたので明日それを出せれば。楽しみな気持ちが大きいので、先輩方のプレーを見てたくさん勉強させてもらいたい」と語った。
(THE ANSWER編集部)