名手2人の復活劇に注目 17年テニス界、ATPサイトが「7つの視点」で特集
2017年の四半期を終えた男子テニスのATPツアーで、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)の2人のベテランが存在感を発揮している。テニス界を沸かせた3か月間の戦いを「7つの視点」として振り返ったATP公式サイトでは、2人の復調ぶりに注目している。
世界沸いたフェデラー&ナダルの復活劇「2017年になっても物語が続いている」
2017年の四半期を終えた男子テニスのATPツアーで、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)の2人のベテランが存在感を発揮している。テニス界を沸かせた3か月間の戦いを「7つの視点」として振り返ったATP公式サイトでは、2人の復調ぶりに注目している。
記事では、1つ目の視点に「ロジャー・フェデラーの驚くべきスタート」、2つ目に「ラファエル・ナダルの復活」と挙げている。
まずはフェデラーだ。「彼はおそらくテニス史上最も偉大な選手だが、これは2017年に限っても同様だ」と健在ぶりを評すると同時に、97インチある大きなラケットを使用するなど、35歳となっても適応能力が高いことを称賛している。
また、今季ここまでの公式戦成績は19勝1敗と、圧倒的な勝率を残している点にも触れながら、世界ランキング1位復帰への可能性も示唆している。
そのフェデラーと全豪オープン、BNPバリバ・オープン、マイアミ・オープンの3大会で直接対決し、すべて敗れる悔しさを味わったナダルも、勝利数を見るとフェデラーと同じ19勝と好成績を残している。