鈴木誠也の成績は「まあ、88歳にしては見事!」 敵地で発見された笑撃の誤植に番記者ツッコミ
米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手は2日(日本時間3日)、敵地パドレス戦に「4番・右翼」で出場したが、思わぬ誤植のハプニングに見舞われた。電光掲示板で年齢が88歳と計算できる紹介文が表示され、実際の様子を撮影したカブス番記者は「まあ、スズキのスタッツは88歳にしては見事だわね!」と敵地球場のミスをユーモアたっぷりにイジった。
敵地パドレス戦の電光掲示板で思わぬハプニング
米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手は2日(日本時間3日)、敵地パドレス戦に「4番・右翼」で出場したが、思わぬ誤植のハプニングに見舞われた。電光掲示板で年齢が88歳と計算できる紹介文が表示され、実際の様子を撮影したカブス番記者は「まあ、スズキのスタッツは88歳にしては見事だわね!」と敵地球場のミスをユーモアたっぷりにイジった。
米イリノイ州地元紙「シカゴ・トリビューン」のカブス番メーガン・モンテムロ記者が自身のツイッターで掲載したのは1枚の写真だった。
鈴木の打席で、外野の電光掲示板に表示された顔写真と成績、そして簡単な紹介文。問題はその紹介文だった。「セイヤ・スズキは殿堂入りしたロベルト・クレメンテの誕生の60日後に生まれた」と記されている。
クレメンテといえば、パイレーツで1950年代から70年代にかけて活躍し、メジャー通算3000本安打を放った。38歳の若さで事故死したが、今も語り継がれる伝説のメジャーリーガーである。
クレメンテは鈴木と同じ8月18日生まれ。本来は「60年後(60YEARS)」と記すべきところを誤って「60日後(60DAYS)」と記し、鈴木はクレメンテが1934年に誕生した60日後に生まれたことになってしまった。
単語一つのミスで88歳になる計算とあって、モンテムロ記者は「まあ、スズキのスタッツは88歳にしては見事だわね!」と敵地球場のミスをユーモアたっぷりにイジった。米ファンも「(昨季引退した39歳の)カート・スズキだったら信じる」と悪ノリするなど、話題を集めていた。
本来の年齢は28歳の鈴木。この日は3打数無安打1四球で4試合ぶりに無安打だった。