大谷翔平は逆方向マニア!? 12本塁打中8本が中堅から左翼、“逆方向率”は驚異の.667
復帰後も6発中4発が逆方向弾
〇7/8 ドジャース戦
・打球速度 108.8マイル(約175キロ)
・角度 24度
・推定飛距離 443フィート(約135メートル)
同点の7回に変則右腕のシャグワのファストボールを捉え、中堅スタンドへ飛び込む、勝ち越しの7号ソロ。故障明けの初本塁打は、メジャー初の代打弾でもあった。
〇7/23 ホワイトソックス戦
・打球速度 107.7マイル(約173キロ)
・角度 30度
・推定飛距離 435フィート(約132メートル)
ジオリトの150キロ超の直球をとらえ、中堅左にどでかい一発は後半戦の初アーチとなる8号ソロ。
〇8/3 インディアンス戦
打球速度 102.6マイル(約165キロ)
角度 36度
推定飛距離 374フィート(約114メートル)
クレビンジャーの96マイル(約154キロ)を捉え、左翼スタンドへ運ぶ先制の10号2ラン。続く打席では11号の同点ソロを放っており、自身初の1試合2発をマークした。
〇8/8 タイガース戦
・打球速度 107.2マイル(約173キロ)
・角度 34度
・推定飛距離 411フィート(約125メートル)
最も直近の一撃も逆方向への豪快弾だった。2点を追う初回にターナーのツーシームを捉え、左中間席へ運ぶ逆転の12号3ラン。
ソーシア監督は「彼がボールを捉えれば、凄まじい勢いで飛んでいく」と絶賛する大谷のパワー。特に本拠地のエンゼルスタジアムでは中堅やや左の岩場付近へ飛び込む一発が多く、じきに“オオタニ・ゾーン”などと呼ばれるようになるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)