大谷翔平の「外野手&守護神」起用に元MLB選手2人が太鼓判「彼にできないことは何もない」
夢のような起用法も「彼にできないことはない」
デンプスター氏の意見に対し、ミラー氏は「逆の意見を言ったほうがいいですか?」と別の角度から意見。「彼が年に20数回先発をすることができれば、彼はチームで最高の投手です。打線においても最高の打者です。これはトラウトのことを軽視しているわけではありません。オオタニは私たち全員にとって意味の分からないことをしています」と投打の躍動に舌を巻き、さらに続けた。
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「私のポイントはこうです。彼を試合に出し続け、3~5番を打たせる。リードオフマンをやらせるのもいいでしょう。そして年25回ほど先発させることは継続すべきです。(歴代最多652セーブの)マリアーノ・リベラは毎回必要ありません。いてくれれば嬉しいことですが。私たちは(レッドソックスで)複数の貢献者がいるブルペンで(リーグ優勝決定シリーズの)第7戦まで行きましたからね」
かつて所属したレッドソックスでの経験も踏まえて起用法を話したミラー氏は、サントスさんから「逆の意見を言わなくていいとしたら、クローザー兼外野手のほうがさらに価値ある選手になるという意見にイエスと言いますか?」と問われると「イエスと言うと思います。私は彼がフィールドに毎日立つところが見たいです」と、外野手&守護神起用についても語った。
「DH兼先発投手という形でやっていますが。もし本当にえげつないことを求めるならば、オオタニを出来る限りフィールドに立たせるべきです。それはライトから小走りでマウンドに向かう形になるかもしれません」
MLBで実績を残した2人はこんなやりとりもしている。
デンプスター氏「想像できますか? ショウヘイ・オオタニが8回裏に勝ち越し本塁打を放ち……」
ミラー氏「小走りで試合を締めに行くんです」
デンプスター氏「彼にできないことは何もありません。彼は何だってできます」
外野手としてフィールドに立ち、僅差リードの最終回を締める。MLB夢のような起用法も、大谷なら可能だと思われている。
(THE ANSWER編集部)