恩師が明かす羽生結弦の語学力 意思疎通に進化「彼は英語を習得している」
羽生にある特徴、「ハイ、ハイ、ハイ」と返す時は理解してない?
羽生とのやり取りの中には、特徴的な出来事もあるという。
「彼の意思伝達はこんな感じなんだ。彼が『ハイ、ハイ、ハイ』と返す時は、彼は質問を理解してないなとこちらは分かっているので、そういう時にはもう一度言い換えて伝えるんだ」
記事によれば、オーサー氏の教え子は日本、スペイン、カナダ、カザフスタン、スウェーデンと多国籍だという。
「今は2017年だよ。子供はみんな英語を話すよ。でも、何人かは到着直後、話せない子もいるね。エリザヴェート・トゥルシンバエワ(カザフスタンの女子スケーター)が来た時は、英語を全く話せなかったよ」とオーサー氏は語っている。
様々な国の教え子を持つ恩師のもとで英語を使ってコミュニケーションを取っている羽生。語学力の向上によって、意思疎通に進化が見られることが、飛躍の原動力の一つになっているのかもしれない。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer