「ドルトムントの人気選手だが、出番は減るばかり」

　立場の危うくなった5選手のうちの1人が香川だとしている。

「シンジ・カガワはドルトムントの人気選手だが、出番は減るばかり。攻撃的MFは若いタレント（ジェイダン・サンチョら）にマリオ・ゲッツェ、マルコ・ロイスといった経験豊富な選手が揃う。さらに、マリウス・ヴォルフの加入によって競争は激化している」

　こう伝え、激しい中盤争いから弾きだされる可能性を伝えている。

　またドルトムント地元紙「WAZ」も、ヴィツェルの加入による、香川への影響について言及。「シンジ・カガワはいいシーズンを過ごしたが、大きな問題に直面。ファブレ監督は典型的な10番のポジションを採用しないからだ。カガワにはベシクタシュが獲得の興味を示している」とし、新監督のルシアン・ファブレ氏の戦術に香川のプレースタイルが合わない可能性を示唆。そして、トルコ1部ベシクタシュが獲得へ興味を持っていることも紹介している。

　ドルトムントとの契約はまだ残っているが、周辺が騒がしい香川。起用法も含めて、今後の展開を注視したいところだ。