F1の「コース上に人がいる」 90年で変化したモナコGPの観戦スタイルに海外驚き「クレイジーだ」
自動車レースF1の第7戦モナコGPは現地時間26日に開幕する。開幕を前にF1は90年前のレースの様子を公開。画像を目にしたファンからは「コース上に人がいる」「街灯もむき出しなんてクレイジーだ」と驚かせている。
1933年のモナコGPの様子とは
自動車レースF1の第7戦モナコGPは現地時間26日に開幕する。開幕を前にF1は90年前のレースの様子を公開。画像を目にしたファンからは「コース上に人がいる」「街灯もむき出しなんてクレイジーだ」と驚かせている。
コースもマシンも大きく変化した。1933年のレースを撮影したモノクロ写真。現在のマシンに比べると、全長は短いものの車高は高い。カーブした坂道にはガードレールも何もなく、むき出しの歩道でレースを眺める人たちの姿も捉えられてる。昨年のレース写真と比較すると景色は一変している。
2枚目の1963年の写真では、マシンが小さく、車高も低くなっている。しかし、コースにはフェンスが設置されておらず、街灯もそのまま。沿道で写真を撮る人物もいる。一方の2022年の写真では市街地コースにフェンスが設けられ、間近で観戦するファンの姿はない。
F1公式インスタグラムは「モナコには至る所に歴史がある」と記して実際の画像を公開。2枚に加え、1966年、1961年の写真も昨年のレース画像と比較する形で投稿した。“今昔物語”ともいえる時の流れを感じさせる写真に、海外ファンからは衝撃の声が上がっている。
「舗道で観戦してる」
「街灯もむき出しなんてクレイジーだ」
「レースの安全性が劇的に改善されたのが大きいよね」
「これはクールだね。コース上に人がいる」
「F1マシンから5フィート(約1.5メートル)のところに人がいるなんてワイルドだ」
「凄い比較だ」
「こんな変化を見るのは信じられないような気持ちだ」
モナコGPの決勝は同28日に開催。昨年はセルジオ・ペレス(レッドブル)が優勝した。角田裕毅(アルファタウリ)は自身3度目の出場で初のポイント獲得なるか。