日本の野球ファンにWBCイタリア戦士が感銘 対戦国に総立ち歓声は「初体験のスポーツマンシップ」
米大リーグ・ロイヤルズのニッキー・ロペス内野手にとって、東京ドームでのプレーは忘れられない思い出になっているようだ。3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にイタリア代表として出場。準々決勝で来日し、日本代表と対戦したことを振り返り、米メディアに「日本のファンが持つ敬意とスポーツマンシップは人生で今まで経験したことないようなものだった」と告白した。
ロイヤルズのニッキー・ロペスが告白
米大リーグ・ロイヤルズのニッキー・ロペス内野手にとって、東京ドームでのプレーは忘れられない思い出になっているようだ。3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にイタリア代表として出場。準々決勝で来日し、日本代表と対戦したことを振り返り、米メディアに「日本のファンが持つ敬意とスポーツマンシップは人生で今まで経験したことないようなものだった」と告白した。
ロペスは米スポーツメディア「ハーダット・スポーツ」のインタビューに登場。同公式ツイッターの動画の中で東京ドームでプレーした経験について聞かれると「野球をやってきた中で最もクールな経験だった」と返答した。台湾で行われた1次ラウンドを突破したイタリア代表は準々決勝で来日。大谷翔平投手が先発した侍ジャパンに3-9で敗戦した。「2番・遊撃」で出場したロペスは大谷から安打を放ち、3打数1安打だった。
ロペスにとって特に印象的だったのは球場の雰囲気だった様子。「日本のファンが持つ敬意とスポーツマンシップは人生で今まで経験したことないようなものだった」と振り返り、「初回にダイビングでプレーを決めたんだけど、皆がスタンディングオベーションしてくれたんだ。相手チームにだよ。敬意を示す姿勢は文化の違いだよね」と驚きを明かした。
大会中には、お揃いの口髭やベンチに置かれたコーヒーマシンでも話題を集め、中には準々決勝の試合前日に寿司を堪能した選手もいたイタリア代表。メジャーでプレーするロペスにとっても、日本でのプレーは特別なものだったようだ。
(THE ANSWER編集部)