高さ114センチを打ち返した本塁打はキャリア2番目、逆方向弾では1番目

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は24日（日本時間25日）、本拠地レッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場し、3回の第2打席で4試合ぶりの12号ソロを放った。高めのカットボールを打ったが、キャリア屈指の悪球打ち弾と判明。高さ3.74フィート（約114センチ）という驚きのデータを米記者が伝えた。

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　身長193センチある大谷の胸付近に来たボールを豪快にかっ飛ばした。4-0とリードした3回1死、カウント0-1から左腕パクストンの見送ればボールという高めのカットボールを強振。逆方向に飛んでいった打球は、ぐんぐん伸びてフェンスオーバーとなった。

　すかさずデータを速報したのはMLB公式サイトのサラ・ラングス記者。自身のツイッターで「地上3.74フィート（約114センチ）はショウヘイ・オオタニにとってキャリア2番目の高さ。反対方向への本塁打では最も高かった」との伝えた。

　これまでメジャーで本塁打を量産してきた大谷にとって、過去の本塁打で2番目の高いコースであり、逆方向弾の中では最も高い“悪球打ち”だったという。見送ればボールの球すら本塁打にしてしまう大谷。今季12号でまた新たなインパクトをもたらした。