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鈴木誠也、MLB最難関球種の千賀フォーク攻略二塁打 実況席絶賛「センガのフォーク初のハードヒットだ」

米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手は24日(日本時間25日)、本拠地メッツ戦で千賀滉大投手とメジャー初対決。3回の第2打席であと少しで本塁打というフェンス直撃の同点タイムリー二塁打を放った。千賀のフォークから今季メジャーで初めてハードヒット(打球速度95マイル=約152.9キロを超える打球)を記録し、地元実況席も興奮気味に伝えた。

カブスの鈴木誠也【写真:ロイター】
カブスの鈴木誠也【写真:ロイター】

前回登板まで166球投げられた千賀のフォークを初のハードヒット

 米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手は24日(日本時間25日)、本拠地メッツ戦で千賀滉大投手とメジャー初対決。3回の第2打席であと少しで本塁打というフェンス直撃の同点タイムリー二塁打を放った。千賀のフォークから今季メジャーで初めてハードヒット(打球速度95マイル=約152.9キロを超える打球)を記録し、地元実況席も興奮気味に伝えた。

 日本人対決で鈴木が輝きを放った。0-2で迎えた3回、1点を返し、なお1死二塁、カウント0-1から千賀のフォークが落ち切らず、甘く入ったところをとらえた。ライナー性の打球はあと少しで本塁打という左翼フェンス直撃のタイムリー二塁打。後続も続き、3得点で逆転劇を演出した。

 千賀のフォークといえば、「お化けフォーク」の異名を取り、すっかりメジャーでも有名に。前回登板後には、千賀のフォークはこれまで166球投げているが、ハードヒット(打球速度95マイル=約152.9キロを超える打球)を1本も許していないことが話題になっていた。いわば、強い打球で安打にするのがメジャーで最も難しい球種。それを鈴木が攻略してみせた。

 カブスの試合を中継する米イリノイ州地元局「マーキー・スポーツ・ネットワーク」中継の実況席でもこれが話題になり、「レフトへ痛烈な当たり。深い打球はフェンスに直撃した!」「セイヤはこの5月に長打を打ちまくっている!」「センガのフォークを今季初めてハードヒットにした打球でした」と伝えた。

(THE ANSWER編集部)

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