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八村塁、PO初先発で10得点もレイカーズ終戦 ナゲッツに4連敗、42分出場で好守に奮闘も及ばず

米プロバスケットボール(NBA)のレイカーズに所属する八村塁は22日(日本時間23日)、ナゲッツとのプレーオフ(PO)地区決勝の第4戦で今季のPO初のスタメン出場。チーム2位の41分56秒の出場で4戦連続の2ケタ10得点、7リバウンドをマークするなど攻守に奮闘したが、チームは111-113で敗れて4連敗。PO敗退、今季終了が決定した。

地区決勝ナゲッツ戦に先発出場したレイカーズの八村塁【写真:Getty Images】
地区決勝ナゲッツ戦に先発出場したレイカーズの八村塁【写真:Getty Images】

NBAプレーオフ・地区決勝

 米プロバスケットボール(NBA)のレイカーズに所属する八村塁は22日(日本時間23日)、ナゲッツとのプレーオフ(PO)地区決勝の第4戦で今季のPO初のスタメン出場。チーム2位の41分56秒の出場で4戦連続の2ケタ10得点、7リバウンドをマークするなど攻守に奮闘したが、チームは111-113で敗れて4連敗。PO敗退、今季終了が決定した。

 レイカーズが0勝3敗と後のない状況で迎えた第4戦。途中出場から3戦連続2ケタ得点をマークしていた八村は、今季のプレーオフを通じて初のスタメン出場となった。第1クォーター(Q)残り9分を切ったところで豪快にワンハンドダンクを決めて初得点。昨季まで2シーズン連続MVPを獲得しているニコラ・ヨキッチのマークにつくなど守備でも奮闘した。

 第1Qではレブロンが圧巻の21得点をマークするなど34-28でレイカーズがリード。第2Qではそのレブロンが相手のアーロン・ゴードンと揉み合いになり、レフェリーが間に入って両者にテクニカルファウルが与えられるシーンもあった。八村は残り6分付近でフリースローを獲得し、2本とも成功。レイアップも決めて得点を伸ばした。

 レブロンがPOではキャリアハイとなる前半31得点をマークするなど、73-58とリードで後半に入ったレイカーズだが、猛烈な追い上げを食らい第3Q残り5分を切ったところで逆転されてしまう。第3Qは16得点と勢いが止められ、89-94で最終Qに突入。残り1分手前で111-111の同点に持ち込んだが、最後はヨキッチに得点され、追いつけなかった。

 八村は今季途中にウィザーズからレイカーズへトレードで移籍。名門チームで主に途中出場から存在感を見せ、POでは1回戦グリズリーズ戦を突破したことで日本人選手として初めて地区準決勝に進んだ。ウォリアーズを下して迎えた地区決勝ナゲッツ戦では、3戦連続で2ケタ得点をマーク。ヨキッチ相手にディフェンスでも奮闘し、日米のファンからスタメン待望論も上った。崖っぷちの状況で万を持してのスタメン出場。存在感を見せたが、NBA自己4シーズン目はここで終了となった。

(THE ANSWER編集部)


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