大谷翔平、変幻自在に「支配的な5球種」で翻弄 「今季最も多彩」と米記者が確信した投球データ
ツインズ戦の投球は「いかにもショウヘイらしいピッチング」
「彼は支配的な球種を5つ持っています。もっとそれを見せないと、と。彼は今日、それをやりました。序盤はスプリットを多く投げていました。中盤になると、どうなるか興味を持っていましたが、彼はスイーパーを多く投げるようになりました。最後の回には彼は全力を出し切りました。100球に近づくなか、99球を投げました。またしてもアメージングな登板でした。再び軌道に乗ったと思います。ツインズ打線をずっと考えさせ続けました」
同じく同局で解説を務めたマーク・ラングストン氏も、「私たちが過去に見ていた、いかにもショウヘイらしいピッチングに近かったと思います」と称賛。「1つの球種に頼っていませんでした。あなたが言及したように、彼は相手を攻めるための武器を数多く持っています」と、多彩な投球によってツインズ打線を封じたと続けた。
6回までに打線の援護がなく6勝目こそお預けになったものの、キレのある変化球でツインズ打線を翻弄し続けた大谷。さらなる進化に向けて、きっかけを掴む99球になったかもしれない。
(THE ANSWER編集部)