女子ゴルフで生まれた「奇跡の瞬間」が話題 池の底で跳ね返った球が「ゴルフの神様の仕業?」
週末の女子ゴルフで生まれたミラクルショットは大きな反響を集めることになった。女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディス。池方向に飛んだ打球が池の縁の岩、浅い底の池で2度弾んでコースに戻り、そこからバーディーを奪った。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)公式インスタグラムは「奇跡の瞬間をご覧ください…」と動画を投稿していたが、目の当たりにしたファンも「ゴルフの神様の仕業?」と驚いた。
桑木志帆のミラクルショット、本人は「そんなことありますかね」
週末の女子ゴルフで生まれたミラクルショットは大きな反響を集めることになった。女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディス。池方向に飛んだ打球が池の縁の岩、浅い底の池で2度弾んでコースに戻り、そこからバーディーを奪った。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)公式インスタグラムは「奇跡の瞬間をご覧ください…」と動画を投稿していたが、目の当たりにしたファンも「ゴルフの神様の仕業?」と驚いた。
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大反響の一打が生まれたのは20日に行われた3日目。桑木志帆(岡山御津CC)の9番パー5だ。
桑木が放った第2打はフェアウェーから外れ、グリーン手前にある左の池へ一直線。縦に長い池の縁の岩に当たり、ボールが大きく弾んだ。これで命拾いしたかと思ったが、前に飛んだボールが今度こそ池の中へ。しかし、だ。縁のすぐ内側、底の浅い部分でなんとボールは弾み、なんと今度はコースに戻ってきた。ギャラリーからも一度、「おおっ!」と驚きの声が聞こえた後、「おお~!」というどよめきが遅れて響いた。
池ポチャのピンチを神がかり的な強運で回避した桑木はここからピン2メートルに寄せ、バーディーまで奪った。この模様をJLPGA公式インスタグラムは「9番 Par5 桑木志帆のセカンドショットは池方向へ一直線…そんな状況からこのホールバーディーを奪った奇跡の瞬間をご覧ください…」と一部始終を動画で紹介。映像内では「桑木志帆ミラクルショット」「①岩でバウンド②池の中でバウンド 命拾いの一打からこのホールバーディー!」と字幕で伝えた。
これは投稿からほどなくファンの注目を集め、反響が続々。「神ってますね」「PGAツアーみたいなミラクルショット!! お見事」「日頃の努力から、ゴルフの神様が味方してくれましたね」「凄いまさしくミラクルです」「運も池も味方に付けるなんて凄い」「ゴルフの神様の仕業?」「まさにミラクルガール!」などの声が集まり、一様に驚いた様子だった。
渋野日向子と同郷の後輩にあたる岡山出身の桑木は、2021年にプロデビューした20歳。3日目はミラクルバーディーもあってスコアを3つ伸ばし、首位と6打差の9位につけていたが、最終日もさらにスコアを3つ伸ばした。通算9アンダーで3位は自己最高となった。
この日のラウンド後、前日のミラクルショットについて「いろんな方についているねって言われました」と明かした桑木。岩に跳ねたのは見えなかったといい、本人は「打った瞬間に左に出てドローをしていったので、まずいと思いましたが、なんとなく大丈夫だろうなと思ったら大丈夫でしたね(笑)。(弾んだ)2回目は池からですからね。そんなことありますかね」と本人も目を丸くしていた。
(THE ANSWER編集部)