女子ゴルフの「奇跡の瞬間をご覧ください」 池一直線の打球が2度バウンド、まさかの結末とは
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスでミラクルショットが生まれた。池方向に飛んだ打球が池の縁の岩、池の浅い底で2度弾んでコースに戻り、そこからバーディーを奪取。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)公式インスタグラムは「奇跡の瞬間をご覧ください…」と動画を投稿している。
桑木志帆のミラクルショット、「岩でバウンド→池の中でバウンド」からバーディー
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスでミラクルショットが生まれた。池方向に飛んだ打球が池の縁の岩、池の浅い底で2度弾んでコースに戻り、そこからバーディーを奪取。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)公式インスタグラムは「奇跡の瞬間をご覧ください…」と動画を投稿している。
ミラクルの主人公となったのは桑木志帆(岡山御津CC)だ。
20日に行われた3日目の9番パー5。桑木が放った第2打はフェアウェーから外れ、グリーン手前にある左の池へ一直線。縦に長い池の縁の岩に当たり、ボールが大きく弾んだ。これで命拾いしたかと思ったが、前に飛んだボールが今度こそ池の中へ。しかし、だ。縁のすぐ内側、底の浅い部分でなんとボールは弾み、なんと今度はコースに戻ってきた。ギャラリーからも一度、「おおっ!」と驚きの声が聞こえた後、「おお~!」というどよめきが遅れて響いた。
池ポチャのピンチを神がかり的な強運で回避した桑木はここからピン2メートルに寄せ、バーディーまで奪った。この模様をJLPGA公式インスタグラムは「9番 Par5 桑木志帆のセカンドショットは池方向へ一直線…そんな状況からこのホールバーディーを奪った奇跡の瞬間をご覧ください…」と一部始終を動画で紹介。映像内では「桑木志帆ミラクルショット」「①岩でバウンド②池の中でバウンド 命拾いの一打からこのホールバーディー!」と字幕で伝えた。
渋野日向子と同郷の後輩にあたる岡山出身の桑木は、2021年にプロデビューした20歳。3日目はミラクルバーディーもあってスコアを3つ伸ばし、首位と6打差の9位につけており、自己最高4位も十分に狙える位置にいる。
(THE ANSWER編集部)