八村塁の絶好パスも幻に… レブロンの痛恨ダンクミスにNBA現役大物が苦言「あれが決まっていれば…」
米プロバスケットボールは18日(日本時間19日)にプレーオフ(PO)西地区決勝(7回戦制)の第2戦が行われ、第7シードのレイカーズは敵地で第1シードのナゲッツに103-108で敗れ、2連敗となった。この試合、レブロン・ジェームズに痛恨のミスが発生。第2クォーター(Q)で八村塁のパスを受け、独走からダンクを放つ際にボールをお手玉してしまい、絶好の得点機を不意にした。結果的に逆転負けを喫したこともあり、批判的な声も寄せられているが、昨季王者ウォリアーズの大物ドレイモンド・グリーンは「あの試合の大きなターニングポイントはレブロンのダンクの災難だった」と指摘した。
NBAプレーオフ西地区決勝第2戦
米プロバスケットボールは18日(日本時間19日)にプレーオフ(PO)西地区決勝(7回戦制)の第2戦が行われ、第7シードのレイカーズは敵地で第1シードのナゲッツに103-108で敗れ、2連敗となった。この試合、レブロン・ジェームズに痛恨のミスが発生。第2クォーター(Q)で八村塁のパスを受け、独走からダンクを放つ際にボールをお手玉してしまい、絶好の得点機を不意にした。結果的に逆転負けを喫したこともあり、批判的な声も寄せられているが、昨季王者ウォリアーズの大物ドレイモンド・グリーンは「あの試合の大きなターニングポイントはレブロンのダンクの災難だった」と指摘した。
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バスケファンが騒然となったのは、レイカーズが40-32とリードして迎えた第2Q残り7分46秒、自陣で奪ったボールが八村に渡った。八村は速攻に転じて前方を走ったレブロンに絶好のパス。レブロンはフリーでダンクシュートの体勢に入った。ジャンプ直後、いわゆる“ゆりかごダンク”を披露しようとしたのか、ボールを持ち替えようとした際にジャックル。シュートを打てず、ボールとともにコート外に飛び出した。得点を不意にし、さらに攻撃権もナゲッツに渡してしまった
なかなかお目にかかれない場面に八村は苦笑い。観客も騒然としたが、レイカーズの雰囲気は明るいままだった。ただ、前半こそ53-48でリードしたが、後半に入ると、一気に劣勢。最終Q残り1分を切ってレイカーズの2点ビハインドと、どちらに勝利が転ぶか分からない展開だっただけに、終わってみれば悔やまれるミスとなった。この場面に言及したのが、地区準決勝でレイカーズに敗れていた昨季王者ウォリアーズの名手グリーンだった。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は「ドレイはブロンの昨夜のダンクミスが試合全体のリズムを変えてしまったと考えている」と題し、グリーンが第2戦について語った動画を投稿。その中でグリーンは「あの試合の大きなターニングポイントはレブロンのダンクの災難だった」と苦言を呈した。
「あれが決まっていれば8点差から10点差になり、タイムアウトが取られ、全てが上手く回るものだった。そうだろ? ナゲッツは次のポゼッションで得点できず、レイカーズも得点できなかった。またナゲッツに戻ったが得点できず、レイカーズが今度は得点を決めた。しかし、リズムは崩れてしまった。試合はもはやそれまでのようには滑らかに流れなくなった。それがこれに繋がった。ジョーカー(ニコラ・ヨキッチ)がキックアウトして、KCP(ケンテイビアス・コールドウェル=ポープ)がスリーを決めた。KCPはこれで戻ってきた。KCPはすぐに2つのファウルをもらっていて、リズムに乗れていなかった。あれで他の選手を乗せてしまったんだ」
2試合続けて惜敗したレイカーズ。20日(同21日)の第3戦で本拠地に戻り、嫌な流れを断ち切りたいところだ。
(THE ANSWER編集部)