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大谷翔平が「4.22秒」でもぎ取った決勝タイムリー内野安打 敵選手脱帽「競走で勝つのは難しい」

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地オリオールズ戦に「3番・DH」で先発出場。初回の第1打席で右翼席に3試合ぶり10号ソロを放って5打数2安打2打点で打率.292とし、6-5で連敗を2で止める勝利に貢献した。8回には快足を飛ばした一塁へのタイムリー内野安打が決勝点。MLB公式記者は大谷が駆け抜けたスピードが「4.22秒」だったことを指摘し、「彼に競走で勝つのは難しい」というコメントも紹介している。

オリオールズ戦、勝ち越しの内野安打を放つエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
オリオールズ戦、勝ち越しの内野安打を放つエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

オリオールズ戦に「3番・DH」で出場

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地オリオールズ戦に「3番・DH」で先発出場。初回の第1打席で右翼席に3試合ぶり10号ソロを放って5打数2安打2打点で打率.292とし、6-5で連敗を2で止める勝利に貢献した。8回には快足を飛ばした一塁へのタイムリー内野安打が決勝点。MLB公式記者は大谷が駆け抜けたスピードが「4.22秒」だったことを指摘し、「彼に競走で勝つのは難しい」というコメントも紹介している。

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 誰もカバーできなかった。5-5の同点で迎えた8回2死満塁の場面、大谷は初球の外角スライダーに体勢を崩されながら反応。腕を目いっぱい伸ばしてバットに当てると。打球は一、二塁間に飛んだ。オリオールズのマウントキャッスル一塁手が横っ飛びでグラブに収めたものの、ベースカバーが遅れたクーロム投手を尻目に、大谷は快足を飛ばして無人の一塁ベースを駆け抜けた。三塁走者は生還。これが決勝点となった。

 このシーンについてMLB公式のジョー・トレッツァ記者は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニが全てをやったと思った途端、彼はまた新しいことをする。ボルティモアでの今日の午後、オオタニはキャリア初の勝ち越し内野安打(7回以降)を打って、シーソーゲームの8回にエンゼルスをリードに導いた。オー、彼はその前にはホームランも打っている」とつづり、大谷がまた新たな記録を打ち立てたことを記した。

 トレッツァ記者はMLB公式サイトで記事も執筆。「彼ら(エンゼルス)は序盤にはオオタニのバットを、終盤には足を必要とした。勝ち越し内野安打は7回以降では彼のキャリア初だった」と記したうえで「オオタニはトップスピード秒速28.7フィート(約8.7メートル)に達し、ダニー・クーロムとライアン・マウントキャッスルとの一塁ベースへの競走に勝った。オオタニは一塁線上をわずか4.22秒で駆け抜け、ザック・ネトが勝ち越しのホームへ駆け抜けることを許した」と大谷の一塁への到達スピードにも触れた。

 さらにマウントキャッスル一塁手の談話も紹介。「(クーロムは)マウンドから右側に倒れていた。彼(大谷)にベースまでの競走で勝つのはとても難しい。彼は本当に速いからね。脱帽だよ。(大谷は)呆れるぐらい速いから、何であれセーフになっていただろう」と大谷のスピードにお手上げといった様子だった。

(THE ANSWER編集部)

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