国内ツアー・ブリヂストンレディスが18日開幕

　女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは18日から4日間、愛知・中京GC石野C（6573ヤード、パー71）で行われる。17日はプロアマ戦が行われ、前週ツアー通算3勝目を挙げた岩井千怜が会見。「優勝より反響が大きかった気がする」と、双子の姉・明愛（ともにHonda）とのプレーオフ（PO）で披露した驚きのプレーを回顧した。

　前週のRKB×三井松島レディスで優勝した岩井千。通算11アンダーで並んだ姉・明愛、前年の年間女王・山下美夢有と3人で行われたPOを制した。18番パー5で行われたPO2ホール目の第2打では、姉妹で同じような場所から“直ドラ”を披露。果敢なチャレンジで2人ともグリーン付近まで飛ばした。その後、唯一バーディーを奪った妹の千怜が優勝した。

　ツアー3勝目ということもあり、反響自体は「初優勝の時より少なかったような気はする」と笑ったが「優勝より直ドラの方が、反響が多かった気がします。直ドラ凄かったねとか、2人で凄かったねって。明愛とのエピソードを話してくれる人が多かった」。POに姉妹が出場するのは史上初。2人の名場面に注目する声を喜んだ。

　直ドラはこの日のプロアマ戦でも2度チャレンジ。9番では池に入れたというが「使うか分からないが、使えたら使いたい。感触は良かった」と明かす。昨季は史上3人目となる初優勝からの2週連続Vを経験。2度目の連勝は「あまり意識していない」と自然体だ。「切り替えて、自分のペースで回ることを意識して行きたい」と話した。