フィリップスのあまりに早すぎる兜取りが話題に

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は今季すでに9本の本塁打を放っている。本塁打を打った後には兜を被るセレブレーションがお馴染みとなっているが、15日（同16日）の敵地オリオールズ戦の本塁打で、“被せ役”のブレット・フィリップス外野手のあまりに早すぎるベンチ内の準備が映像で発見されて話題に。日本人の間で“陰の仕事人”の超早業に対し、「これは良い守備力だ！」「可愛すぎませんか？！」などと絶賛の声が上がっている。

　これも大谷の本塁打への期待ゆえか。15日のオリオールズ戦の4回、特大139メートルの決勝9号3ランをかっ飛ばした大谷。打った瞬間、それと分かる打球で敵地もどよめいた。MLB公式ツイッターは本塁打映像を直後に投稿したが、注目されたのは一塁側から打席の大谷をとらえたアングル。打球が上がるや否や、後方の三塁ベンチで座っていたフィリップスが立ち上がり、大谷がバットを置くよりも早く兜を取りに行っている様子が映っていたのだ。

　この行動がネット上で発見されると、ファンの間では「…この反応である。これは良い守備力だ！」「フィリップス君、ナイスキャラですね！」「仕事が早いな…」「兜取り奉行に任命する」「フィリップス君、完全に自分のお仕事これ優先してる」「可愛すぎませんか？！」など称賛の嵐となっていた。16日（同17日）のオリオールズ戦は快音なしに終わったものの、大谷がまた兜を被る姿を誰よりもフィリップスも楽しみにしているかもしれない。