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大谷翔平対策は「秘密(笑)」 前日4安打→完璧3タコ、敵先発が少しだけ明かした大谷封じの要因

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地オリオールズ戦に「3番・指名打者」で先発出場したが、4打数無安打に終わった。投打同時出場し、決勝3ランを含む4安打3打点と大暴れした前日15日(同16日)から一変。丁寧な攻めで大谷を3打席で三振を含む無安打に封じ、6回途中3失点の力投で今季5勝目を挙げたオリオールズ先発クレーメルは「彼からダメージを食らうような投球を避けた」と振り返った。

4打数無安打に終わったエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】
4打数無安打に終わったエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

丁寧な配球で大谷を抑えたクレーメル「彼からダメージを食らうような投球を避けた」

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地オリオールズ戦に「3番・指名打者」で先発出場したが、4打数無安打に終わった。投打同時出場し、決勝3ランを含む4安打3打点と大暴れした前日15日(同16日)から一変。丁寧な攻めで大谷を3打席で三振を含む無安打に封じ、6回途中3失点の力投で今季5勝目を挙げたオリオールズ先発クレーメルは「彼からダメージを食らうような投球を避けた」と振り返った。

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 大谷の前に立ちはだかったクレーメル。高低を使い分けながらリスクを回避した配球を駆使し、3打数無安打に封じた。特に第2打席は低めのチェンジアップ中心の配球で追い込むと、最後は完全にボール球だった高めの釣り球のストレートで空振り三振を奪取。選球眼が良い大谷にしては珍しい中途半端なスイングを引き出した。下位打線には打たれながらもトラウト、大谷という主軸2人を無安打に抑え、5勝目を手にした。

 試合後、本人は投球について「プランは試合中常に同じだった。シンカーなどの変化球とは対照的にフォーシームで積極的に攻めるのが我々のプランで、できる限り遂行しようと努めた」と振り返った。大谷には昨年も打たれておらず、その要因は何かと問われると「秘密だよ(笑)」とニヤリとしながら「彼は良い選手だし、どの打席も難しい。選球眼も良い。彼からダメージを食らうような投球を避けたんだ」とわずかながら、その一端を明かした。

(THE ANSWER編集部)


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