「決して自身の経験を押し付けない」 宮里藍さんが若手への助言で気を付けること
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは18日から4日間、愛知・中京GC石野C(6573ヤード、パー71)で行われる。16日は各選手が会場で調整する中、ブリヂストン・アスリート・アンバサダーの宮里藍さんがアマチュア選手や若手プロとのトークセッションを実施。成長へのヒントを自身の経験からアドバイスした。
ブリヂストンレディスが18日開幕
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは18日から4日間、愛知・中京GC石野C(6573ヤード、パー71)で行われる。16日は各選手が会場で調整する中、ブリヂストン・アスリート・アンバサダーの宮里藍さんがアマチュア選手や若手プロとのトークセッションを実施。成長へのヒントを自身の経験からアドバイスした。
アマ8人、プロ7人の選手が参加。それぞれ時間を分け、30~40分のトークセッションを行った。質問の多くは日頃から悩んでいる細かなこと、今の自分の立ち位置に対する不安、なりたい姿などについて。普段はなかなか聞けない内容に対し、宮里さんは日米ツアー経験を実例、エピソードをベースにわかりやすく、背中を優しく押してあげるような形で伝えた。
調子が変化した時の切り替え方について、宮里さんは「まずそんな時に自分自身の、特にフィジカル面で何がどう変化するのかについて知っておくこと」と回答。そうすれば対処法が決まるため、不安が薄まるはずとアドバイスした。メモを取り、真剣なまなざしで聞き入った参加選手たち。多くの気づきや勇気をもらっていた。
終了後、宮里さんは「若手の選手を小さい時から見ている立場として、その成長の過程を感じることができてとても嬉しく思います」とコメント。プロはアマと違い、より具体的な経験に対する質問になっていたという。選手との対話においては「決して自身の経験を押し付けないこと」が留意点。「個人個人みな違うので、私の話をヒントに自分自身にあった対処策を見つけてほしい」と願った。
(THE ANSWER編集部)