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大谷翔平が生んだ敵地とは思えない異様な光景 日本人驚き「彼だからこそ」「敵味方関係ない」

15日(日本時間16日)に行われた敵地オリオールズ戦に「3番・投手兼DH」で投打二刀流出場したエンゼルス・大谷翔平投手。投げては7回4安打5失点で5勝目をマークし、打っては飛距離139メートルの衝撃的な3ランを含む5打数4安打3打点の活躍で衝撃を与えた。サイクル安打は惜しくも逃したが、最終回には敵地では異様な光景が広がった。ツイッター上の日本人からは「もう敵味方関係なくなってるし」「大谷選手だからこそですよね」と驚きの声が上がっている。

敵地オリオールズ戦に「3番・投手兼DH」で投打二刀流出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】
敵地オリオールズ戦に「3番・投手兼DH」で投打二刀流出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

二刀流で出場した日本時間16日のオリオールズ戦

 15日(日本時間16日)に行われた敵地オリオールズ戦に「3番・投手兼DH」で投打二刀流出場したエンゼルス・大谷翔平投手。投げては7回4安打5失点で5勝目をマークし、打っては飛距離139メートルの衝撃的な3ランを含む5打数4安打3打点の活躍で衝撃を与えた。サイクル安打は惜しくも逃したが、最終回には敵地では異様な光景が広がった。ツイッター上の日本人からは「もう敵味方関係なくなってるし」「大谷選手だからこそですよね」と驚きの声が上がっている。

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 複雑な感情が絡み合った。第1打席から四球、右前打、右越え3ラン、右中間三塁打、二ゴロで迎えた9回の第6打席の大谷。熱狂の中、3球目を軽くバットを合わせると、レフト前に落ちる単打となった。二塁打ならサイクル安打になっただけに、一塁に到達した大谷は苦笑い。すると敵地にもかかわらず、スタンドからは拍手に混じり、オリオールズ側への大きなブーイングも沸き起こった。

 カリフォルニア地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の公式ツイッターは「ボルチモアのファンですらサイクルを見たかった」との文言とともに映像を公開。米スポーツメディア「スポーティング・ニュース」公式ツイッターも「ショウヘイ・オオタニはサイクルまであと二塁打が必要だった。シングルヒットを打った後、ボルチモアのファンは二塁打が見たかったのでブーイングを始めた」と異様な光景になったことを紹介。これには日本人ファンからもさまざまな声が上がっている。

「サイクルならずで苦笑い 敵地がブーイングなんて 大谷選手だからこそですよね」
「対戦相手の先発投手だとしてもサイクルヒットは見てみたいよねー」
「ボルチモアのファンも見たかった」
「審判に言いたいこともあるが、これをヒットにした大谷さんを称賛したい!」
「ホームラン後の大谷さん、スタジアムの視線集中がすごかった」
「もうオリオールズのファンでさえ期待してたのに」
「もう敵味方関係なくなってるし!w」
「歴史的瞬間だもんね そりゃ見たいよね」

 最終打席で二塁打を放っていれば、MLBでは史上初となる「先発投手によるサイクル安打」を達成していた大谷。歴史的偉業を逃したことのインパクトは大きかったようだ。

(THE ANSWER編集部)


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