RKB×三井松島レディス

　女子ゴルフの国内ツアー・RKB×三井松島レディスは14日まで福岡CC和白C（6299ヤード、パー72）で行われ、岩井千怜（Honda）が通算11アンダーで並んだ3人のプレーオフ（PO）を制し、昨年8月以来のツアー通算3勝目を挙げて幕を閉じた。最大のハイライトとなった双子の姉・岩井明愛（Honda）、昨季年間女王・山下美夢有（加賀電子）とのPOでは、勝負どころで見せた“直ドラ”が話題に。姉に負けじとかっ飛ばしたショットの映像を日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）が公開すると、ファンから「しびれた」「カッコ良すぎ」といった反響が寄せられている。

　18番パー5で行われたPOの2ホール目。フェアウェーからの2打目、左足上がりのライで千怜はドライバーを手にした。直前に同じような位置から姉・明愛が“直ドラ”で果敢に2オンに挑戦していたのを見ていた後だけに、妹も“直ドラ”を選択した。豪快なショットから放たれたボールは惜しくもグリーン手前で止まったが、3打目で絶妙なアプローチを見せると、バーディーパットを沈めて優勝。大きく深呼吸した後にガッツポーズを見せ、歓喜に浸った。

　JLPGA公式インスタグラムは、千怜が“直ドラ”で2オンを狙ったシーンから優勝の瞬間までをまとめた動画を公開。ファンからは「直ドラはシビれた」「直ドラかっこよすぎ！」「姉妹揃って直ドラは、面白かった」「魅せて勝つ！　これぞツアープロ」「岩井ツインズ目が離せない」「最後まで攻めたプレーに興奮しました」といったコメントが集まっている。