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岩井ツインズの姉・明愛が首位堅守 史上初の姉妹最終組も会話は少なめ「大事な日。自分に集中」

女子ゴルフの国内ツアー・RKB×三井松島レディス第2日が13日、福岡CC和白Cで行われ、単独首位で出た岩井ツインズの姉・明愛が71の通算8アンダーで首位を堅守。1打差の2位で出た妹・千怜(ともにHonda)は74の4アンダーで7位に後退した。初日はワンツー発進で史上初となる最終組の姉妹同組が実現。明愛は福田真未(安川電機)、韓国の申ジエ(スリーボンド)と首位で並び、1か月ぶりのツアー通算2勝目が見えてきた。

RKB×三井松島レディス第2日を終え首位を守った岩井明愛【写真:Getty Images】
RKB×三井松島レディス第2日を終え首位を守った岩井明愛【写真:Getty Images】

RKB×三井松島レディス第2日

 女子ゴルフの国内ツアー・RKB×三井松島レディス第2日が13日、福岡CC和白Cで行われ、単独首位で出た岩井ツインズの姉・明愛が71の通算8アンダーで首位を堅守。1打差の2位で出た妹・千怜(ともにHonda)は74の4アンダーで7位に後退した。初日はワンツー発進で史上初となる最終組の姉妹同組が実現。明愛は福田真未(安川電機)、韓国の申ジエ(スリーボンド)と首位で並び、1か月ぶりのツアー通算2勝目が見えてきた。

 早朝から雨が降り続き、前日から7度低い気温17.7度の寒さ。だが、熱いプレーで観衆を沸かせた。8番パー4の第2打。明愛はフェアウェーからピン右手前50センチにつけるスーパーショットを披露した。グリーン周りのギャラリーからは「エッグー!」「なんだこれ~!?」「このバーディーは凄い!」と驚きの声。続く9番もシビアなバーディーパットを沈めた。

 15、17番でボギーを叩いたが、最終18番パー5で意地のバーディー。残り62ヤードの第3打を1メートルにつけてみせた。最終的に3バーディー、2ボギーの首位フィニッシュ。「後半、雨も風も強くなった。なんとかアンダーで回れてよかったです」と安堵の笑みを浮かべた。

 史上初の姉妹最終組対決。千怜は2ボギーの74で4アンダー。明愛は初日終了後に「一緒に回る時は他人のように気にしていない」と語った通り、会話は少なめ。「意識してないです。他の選手みたいにしていました。大事になる一日だったので、自分に集中していました」。スタート時間に差がある日は会場入りなど別行動になるが、この日は朝食から一緒。「ゴルフの会話はしないですね」と他愛のない会話に終始したという。

 2021年6月のプロテストに合格し、双子姉妹として注目されてきた2人。妹の千怜が昨年8月にレギュラーツアー初優勝を遂げると、翌週も2勝目を挙げた。先を行かれた姉の明愛だったが、4月に悲願の初優勝。姉妹Vは3組目、双子では男女を通じて史上初となり、2人で涙を流して喜んだ姿が感動を呼んだ。

 最終日は青木、申の先輩2人と最終組。明愛は2勝目なら千怜に並ぶが、「(優勝争いは)あまり気にしないで明日も楽しんで回れたら」と集中した。

(THE ANSWER編集部)


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