大谷翔平、またも登板翌日弾に球団OB驚嘆 疲れ知らずの数字に「いまだに衝撃を受ける」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地アストロズ戦に「3番・DH」で先発し、9回に8号2ランを放った。4打数1安打2打点もチームは4-5で惜敗した。先発登板した次の試合で本塁打を打つのはこれで通算9本目。疲れを感じさせない二刀流の驚異の数字にOBも「いまだに衝撃を受けます」と驚きを隠さなかった。
登板の次の試合で本塁打は通算9本目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地アストロズ戦に「3番・DH」で先発し、9回に8号2ランを放った。4打数1安打2打点もチームは4-5で惜敗した。先発登板した次の試合で本塁打を打つのはこれで通算9本目。疲れを感じさせない二刀流の驚異の数字にOBも「いまだに衝撃を受けます」と驚きを隠さなかった。
体勢を崩されながらも、低めのカーブをすくい上げた。2-5と3点ビハインドで迎えた9回無死一塁の場面。相手クローザー右腕プレスリーの見逃せばボールという変化球を振り抜いた。右中間に飛び込む反撃の2ラン。カリフォルニア地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の解説者マーク・グビザ氏も「どうやってあの球をあそこまで飛ばしたのか、全く分かりません!」と絶叫した。
球団OBでもあるグビザ氏は続けて「また登板翌日に打ちました! これで(登板の次の試合では)9本目です!」と言及。同局のツイッターは試合前にも「登板翌日のオオタニに注目」と文面に添えて、先発した次の試合におけるここ2年間の大谷の成績を動画で示していた。
この日の試合前の時点で「打率.310、長打率.630、OPS1.020、8本塁打、15打点」と全く登板の疲れを感じさせない成績を残していることが画面に表示されると、2人の球団OBが感想を述べた。
まずはメジャー通算2529安打を誇るギャレット・アンダーソン氏。「彼が登板するときのことは想像するしかありませんが、投打同時出場するときはかなり足を使っています。おそらく先発するときにパワーが落ちるのはそれが理由でしょう」と二刀流の負担の大きさに触れた。その上で「しかし、次の日は投げなくていいので、フレッシュで、足腰も強いんです」と推察した。
通算132勝右腕であるグビザ氏は「登板の次の日の数字を見るといまだに衝撃を受けます」と驚きが収まらない様子。「登板翌日はグラウンドに来てキャッチボールをできるだけでも嬉しいものでしたが……」とピッチング翌日の疲労が大変なものであることを自身の経験と共に振り返った。その上で「98マイル(約157.7キロ)投げながら、次の日にこんな数字を残すなんて!」と改めて驚嘆していた。
(THE ANSWER編集部)