大谷翔平は敵将の妻をも魅了 米中継で話題「観客席に座る妻はオオタニの写真を撮っていた」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地でのアストロズ戦に「3番・投手」で今季8度目となる投打同時出場。7回を3失点、7奪三振の粘りの投球を見せたが打線の援護がなく、1-3で敗れて今季初黒星を喫した。それでも2回には、あのベーブ・ルースを超えるメジャー通算502奪三振に到達。歴史を塗り替えていく姿は、敵将の家族をも魅了しているようだ。米地元局は、昨季世界一に導いたアストロズの名将ダスティ・ベイカー監督が、試合前にあるエピソードを明かしていたことを伝えた。
アストロズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地でのアストロズ戦に「3番・投手」で今季8度目となる投打同時出場。7回を3失点、7奪三振の粘りの投球を見せたが打線の援護がなく、1-3で敗れて今季初黒星を喫した。それでも2回には、あのベーブ・ルースを超えるメジャー通算502奪三振に到達。歴史を塗り替えていく姿は、敵将の家族をも魅了しているようだ。米地元局は、昨季世界一に導いたアストロズの名将ダスティ・ベイカー監督が、試合前にあるエピソードを明かしていたことを伝えた。
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二刀流として今季8度目のマウンドに立ち、序盤好投を続けていた大谷だが、5回に捕まってしまう。アストロズのマーティン・マルドナドに2ランを許すと、その後3連続安打を喫してこの回3失点。7回で降板し、打者としても無安打、チームも1-3で敗れて今季初黒星となった。
残念な結果に終わったが、カリフォルニア地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の試合中継では、6回表2死の場面でリポーターのエリカ・ウェストンさんがあるエピソードを紹介。「ダスティ・ベイカー監督の妻はショウヘイ・オオタニの大ファンなんです」と、昨季、世界一に輝いた敵将の妻が大谷の虜になっていることを明かした。
「ダスティが昨日報道陣に語ったところによると、(アストロズ本拠地の)ミニッツメイド・パークでのとあるエンゼルス戦で、ダスティが振り返ってみると観客席に座っている妻を見つけました。そして、彼女はショウヘイ・オオタニの写真を撮っていたそうです。なぜならショウヘイがショウヘイらしいことをしていたから。彼(ベイカー監督)は今日、彼女がここにいなくて良かった、と言っていました。アストロズの監督をしている人と結婚していても、ショウヘイ・オオタニのファンにはなれるのです」
このレポートを受けて、解説のマーク・グビザ氏は「フフフ。みんながショウヘイ・オオタニの大ファンです」と語れば、実況のウェイン・ランダッゾ氏も「絶対ダスティ自身もショウヘイ・オオタニのファンだと思いますよ」とジョーク交じりに断言。さらにグビザ氏が、この日の放送席に座ったレジェンドの名前を出し、「殿堂入りのレジー・ジャクソンでさえも彼のファンです」と、大谷が観る者すべてを魅了する存在であることを強調していた。
(THE ANSWER編集部)