アストロズ戦で米ファンが持っていたのは…

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、本拠地アストロズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。7回6安打3失点で降板し、チームも1-3で敗れたため今季初黒星がついた。この試合では、客席の米ファンが掲げた日本語ボードが中継に映ったが、ちょっと不自然な日本語だったことで注目を浴びた。ツイッター上でも試合中から話題になっていたが、「ちょっと微笑ましい誤訳」「映った瞬間飲んでたスープ吹きかけた」などと試合後も反響は拡大していた。

　大谷の試合を観戦するためにエンゼルスタジアムに駆け付けた米ファン。両手で胸の前に掲げていたのは日本語の応援ボードだった。ハートマーク3つとともに、書かれていたのは「愛してろ大谷」。ちょっと不自然だが、応援する気持ちは十分に伝わってきた。

　この男性は日本の中継にも映り、直後からツイッター上で大きな話題に。「愛してろ大谷」がトレンド入りするなど大注目を浴びていたが、試合後も反響は拡大していた。

「最高じゃん」
「一所懸命ボード作ったの伝わってくる」
「愛はしっかり伝わった」
「日本語メッセージ嬉しいね」
「ちょっと微笑ましい誤訳」
「映った瞬間飲んでたスープ吹きかけて危なかった」
「惜しい！」
「調べて頑張って書いたんやろな」

　大谷は今季初黒星を喫し、打者としても安打は出なかった試合。そんな中でほっこりするまさかのシーンに、ファンは和んでいた。