大敗続きエンゼルス、2試合連続野手登板の珍事に米メディア痛烈皮肉「数多くの二刀流選手が…」
米大リーグ・エンゼルスは7日(日本時間8日)に行われた本拠地レンジャーズ戦で8-16と大敗した。「3番・DH」で出場した大谷翔平投手は3打数2安打1打点をマークしたものの、投手陣が打ち込まれて2試合連続の2桁失点。2試合連続での“野手登板”という珍光景に、米ポッドキャストメディアからは「数多くの二刀流選手がいる」と皮肉が寄せられている。
レンジャーズとの3連戦で30失点
米大リーグ・エンゼルスは7日(日本時間8日)に行われた本拠地レンジャーズ戦で8-16と大敗した。「3番・DH」で出場した大谷翔平投手は3打数2安打1打点をマークしたものの、投手陣が打ち込まれて2試合連続の2桁失点。2試合連続での“野手登板”という珍光景に、米ポッドキャストメディアからは「数多くの二刀流選手がいる」と皮肉が寄せられている。
初回にレンドンの今季1号3ランで先制しながらも、先発左腕スアレスが打ち込まれ、負傷もあって2回2/3を被安打6の7失点で降板したエンゼルス。2番手のシルセスも6失点、3番手のデベンスキーも3失点という散々な内容だった。7-16と大差をつけられた9回にはジェイク・ラム内野手がマウンドに。先頭打者に二塁打を浴びたものの後続を打ち取って無失点で引き揚げると、ベンチの大谷からは笑顔で称えられていた。
1-10と大敗した前日も9回2死からブレット・フィリップス外野手が登板。2試合連続で野手が登板する異常事態に米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」の公式ツイッターは「エンゼルスには数多くの二刀流選手がいる」と皮肉たっぷりの投稿。大谷の“専売特許”を逆手にとり、レンジャーズとの3連戦で30失点を喫した投手陣の脆弱さを表現した。
カリフォルニア地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者からも「これは醜い」と酷評されていたエンゼルス投手陣。先発スアレスも肩の違和感で3回に緊急降板したこともあり、苦しい台所事情が続いている。
(THE ANSWER編集部)