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大谷翔平きっかけで日本の文化が浸透 LA実況席に折り紙兜登場「5日はコドモノヒです」

米大リーグのエンゼルスは5日(日本時間6日)、本拠地レンジャーズ戦に延長10回5-4でサヨナラ勝ち。最大4点差、9回2死から3点差を追いつき、最後は大谷翔平投手の進塁打から“サヨナラ暴投”という意外な形で今季最長5連勝を飾った。この日、地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の実況席には日本のロッテで監督も務めた同局解説員のボビー・バレンタイン氏が登場。日本の「こどもに日」について解説するひと幕があった。

本拠地レンジャーズ戦に出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
本拠地レンジャーズ戦に出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

ボビー・バレンタイン氏が「こどもの日」について丁寧に説明

 米大リーグのエンゼルスは5日(日本時間6日)、本拠地レンジャーズ戦に延長10回5-4でサヨナラ勝ち。最大4点差、9回2死から3点差を追いつき、最後は大谷翔平投手の進塁打から“サヨナラ暴投”という意外な形で今季最長5連勝を飾った。この日、地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の実況席には日本のロッテで監督も務めた同局解説員のボビー・バレンタイン氏が登場。日本の「こどもに日」について解説するひと幕があった。

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 4回のエンゼルスの攻撃中、中継席が映し出され、実況のパトリック・オニール氏は「5日は日本で『コドモノヒ(こどもの日)』です」と日本語を交えて紹介。すると、バレンタイン氏と解説のマーク・グビザ氏は3人そろって折り紙で作られた小さな兜をカメラに向かってアピールする演出を見せた。

 これを受け、話し出したのは日本にゆかりのあるバレンタイン氏だ。

「こどもの日はつまり『キッズ・デー』という意味です」と説明した。試合中にもかからわず、「例えば、5月6日に男の子が生まれたら、家族が来年の5月5日にサムライ・ヘルメットを贈るのです。エンゼルスが本塁打の祝福で被っているカブトのことです。男の子は生まれて最初の5月5日にカブトを贈られる。強く、賢く育って長生きして欲しいとの願いが込められています」などと丁寧に解説。「オリガミ」というフレーズも使い、「全ての家庭には、カブトだけでなく小さな折り紙もあるんですよ。自分たちで折って家の中で被って遊ぶんですね」と2人に教えた。

 この日は米国も「キッズ・デー」であり、球場内には手作りの兜を被った日本の少年の姿も見受けられた。大谷がエンゼルスに在籍することで、米国でも日本の文化や伝統が広まる、ひとつのきっかけになっているようだ。

(THE ANSWER編集部)


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