まさかのエンゼルス暴投決着 捕球の甘かったレ軍捕手に苦言「これは捕らないと…」地元実況席
米大リーグのエンゼルスは5日(日本時間6日)、本拠地レンジャーズ戦に延長10回5-4でサヨナラ勝ち。最大4点差、9回2死から3点差を追いつき、最後は大谷翔平投手の進塁打から“サヨナラ暴投”という意外な形で今季最長5連勝を飾った。首位攻防3連戦の第1戦に勝利。一方、屈辱的な形で敗れたレンジャーズの地元放送局やメディアからは「ハイムは捕らなければいかなかった」と最後の1球を捕球できなかった捕手を含め、厳しい声が上がった。
首位攻防初戦はエンゼルスがサヨナラ勝ち
米大リーグのエンゼルスは5日(日本時間6日)、本拠地レンジャーズ戦に延長10回5-4でサヨナラ勝ち。最大4点差、9回2死から3点差を追いつき、最後は大谷翔平投手の進塁打から“サヨナラ暴投”という意外な形で今季最長5連勝を飾った。首位攻防3連戦の第1戦に勝利。一方、屈辱的な形で敗れたレンジャーズの地元放送局やメディアからは「ハイムは捕らなければいかなかった」と最後の1球を捕球できなかった捕手を含め、厳しい声が上がった。
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まさかの結末だった。9回2死から3点差を追いつかれたレンジャーズ。無死二塁から始まるタイブレイクの延長10回、表の攻撃は無得点で窮地に。トラウト敬遠、大谷進塁打で1死一、三塁とされると、打者レンドンの場面で右腕スボールズを送った。しかし、その初球。スライダーが引っ掛かり、外角低めへ。これを捕手ハイムがミットを被せるように捕りに行ったが、後逸。記録は暴投となり、大逆転サヨナラを献上した。
レンジャーズの地元、米テキサス州の放送局「バリー・スポーツ・サウスウェスト」の実況席はこの場面について「ハイムはこれは捕らなければいけません。ボールを逸した瞬間に敗戦は確定しました」と捕球できない球ではなかったと嘆き節だ。MLB公式サイトのレンジャーズ番ケネディ・ランドリー記者も、自身のツイッターで「スボールズがこの試合で投げた唯一の球だった。これは……全ての側面において、あまりにも酷い最後の2イニングだった」と登板わずか1球で終わった救援投手も含め、厳しく指摘した。
(THE ANSWER編集部)