試合前にハーパーがコメント「彼ができていることは本当にクールだよ」

　米大リーグのレッドソックス・吉田正尚外野手が5日（日本時間6日）、敵地フィリーズ戦に「2番・左翼」で先発出場し、4打数1安打でメジャー単独トップの連続試合安打を15に伸ばした。この日は憧れのブライス・ハーパー外野手と初対戦。試合前、ハーパーは絶好調を維持する日本人ルーキーについて「彼は米国に来て、ここまで素晴らしい成功を収めている」などと語り、賛辞の言葉を送っていた。

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　吉田がメジャーを代表するスラッガーであるハーパーに憧れていることは、日本はもちろん米国でも注目の的になっている。ハーパーは試合前、米メディアから吉田について問われた。ペンシルベニア州地元局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」によると、「他の人に影響を与えられるのはとてもクールだよね。どんな人生においても、誰かにお手本とされるのは、とても謙虚な気持ちにさせられるよ」と語った。

　その上で、活躍を続ける日本人ルーキーについて「彼は米国に来て、ここまで素晴らしい成功を収めている。ボストンがどれだけ厳しい環境下を考えれば特に、この時点で彼ができていることは本当にクールだよ」と称賛した。試合では、DHで出場したハーパーがベンチから見守る前で3回に右前打を放ち、連続試合安打を「15」に伸ばした吉田。その存在感は憧れのハーパーも認めるところになっているようだ。