大谷翔平は「凄い投球するから…」 5回で降板させたカージナルス打線、先制HR男が語った戦略
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)の敵地カージナルス戦に「3番投手兼DH」で出場し、5回4失点で自己最多タイ13三振を奪った。勝ち負けはつかなかったが、チームは9回に逆転して6-4で勝利。打っては3安打1打点で打率.307とした。大谷から本塁打2本を放ち、5回でマウンドから引きずり下ろしたカージナルス打線。先制ソロを放ったノーラン・ゴーマン内野手は大谷攻略のために練ったプランを明かした。
13三振を喫しながら大谷を5回で降板させたカージナルス打線
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)の敵地カージナルス戦に「3番投手兼DH」で出場し、5回4失点で自己最多タイ13三振を奪った。勝ち負けはつかなかったが、チームは9回に逆転して6-4で勝利。打っては3安打1打点で打率.307とした。大谷から本塁打2本を放ち、5回でマウンドから引きずり下ろしたカージナルス打線。先制ソロを放ったノーラン・ゴーマン内野手は大谷攻略のために練ったプランを明かした。
大谷に対し、三振の山を喫しながらも甘い球を逃さなかった。カージナルス打線は初回2死から3番ゴーマンが甘く入った初球の速球を見逃さず、中越えに先制ソロ。4回には無死二塁からコントレラスが初球のスイーパーを右翼線に打ち返してタイムリー二塁打、1死からカールソンが再びスイーパーを中越えに叩き込んで逆転2ランとした。13三振ながら5回までに4点を奪って97球を投げさせ、5回でマウンドから引きずり下ろした。
9回にガエゴスが打たれて逆転負けを喫したものの、リーグ屈指の好投手である大谷攻略には一定の成果を残した。MLB公式サイトによると、先制ソロを放ったゴーマンは試合後に「我々は彼(大谷)のミスを上手く突いて、打てる球を待てていた」と手応えを語った。
「彼を降板させてブルペンを引きずり出すために必要なことはやった。(大谷は)凄い投球をするから、僕はただ真ん中に来る球を待っていただけ。我々のプランは、彼にストライクゾーンの真ん中に投げさせ、失投を打つことだったんだ」とゴーマン。仮に追い込まれて三振となっても難しい球に手を出さず、失投を待つことがカージナルス打線の戦略だったようだ。
(THE ANSWER編集部)